8月4日は、箸(はし)の日 そして作法
- 公開日
- 2013/08/04
- 更新日
- 2013/08/04
食育・給食
「は(8)し(4)」と箸を語呂合わせしたものです。正しい箸の持ち方から食文化の見直しまで含め、箸を考えようという民俗学研究家の提唱により、わりばし組合が昭和50年(1975)、記念日に制定しました。この日は赤坂・日枝神社などで箸感謝祭の後、箸のお焚き上げが行われるそうです。
箸使いのタブー(してはいけない事)
箸使いのタブーは沢山ありますね。ここでは、特に和食の席でしてはいけない行為を紹介します。
・移り箸と迷い箸
一度箸を付けた料理を取らずに別の料理に箸を付ける「移り箸」。そして「どれにしようかなと」、箸をあちこちに動かす「迷い箸」。
・渡し箸
器の上に箸を放置するのが「渡し箸」箸置きがない時などにしてしまいがちですが。
・探り箸
手前の料理を取らずに奥の料理に箸を付けるのが「探り箸」。和食の盛り付けは生命線
です。盛りつを崩さずに手前から取りましょう。
・寄せ箸
箸を使って器を手前に動かすのが「寄せ箸」です。
・刺し箸
つかみ難い料理を箸で突き刺して食べる「刺し箸」。小さく切るか、片方だけ刺して挟む様にして下さい。
・涙箸
お汁の具などを持ち上げると汁がたれます。それが「涙箸」器を持ち上げるか、取皿で受けるようにしましょう。
・ねぶり箸
箸先の汚れを拭き取ろうとして、口でなめるのが「ねぶり箸」。非常に見苦しい行為とされています。