サボテンのお話
- 公開日
- 2013/07/02
- 更新日
- 2013/07/02
食育・給食
春日井市の桃山町では、「たね」から「サボテン」を育てています。たねから育てたサボテンを実生(みしょう)サボテンといい、春日井市は実生サボテンの生産量が日本一です。
みなさんは、サボテンが食べられることを知っていますか?昔からメキシコでは、ステーキや砂糖づけのおかしにして、サボテンを食べています。春日井市でもアイスクリーム、きしめん、サブレ、こんにゃくなどにサボテンが使われています。
食べられるサボテンは、「ウチワサボテン」といい、古代アステカ時代からメキシコでは、野菜として食べられています。「バーバンク」と「マヤ」という2種類があり、おくらのようなねばりと酸味があります。「とげ」をとると、皮ごと食べられます。
サボテンは、乾燥や寒暖の差といった厳しい環境に負けないように強い生命力をもっています。そのため、カルシウムや食物せんい、ビタミンなどを含んでいて、緑黄色野菜と果物の両方の栄養が含まれています。
きょうの給食は、春日井市でとれた「ウチワサボテン」を使った肉団子と、生のサボテンをスライスしたものが入っています。地元でとれたサボテン料理を味わって食べましょう。 (きょうの昼の学校放送原稿から)