学校日記

ビオトープとしての「ひょうたん池」

公開日
2013/05/20
更新日
2013/05/20

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 ビオトープの語源は、ギリシャ語にあり「bios:生命」と「topos:空間」の合成語で、「生物の生息に適した場所」のことを意味します。
 湿地、池、森林、河川、草地、農山村の茅葺き屋根や石垣まで、様々なタイプのビオトープがあります。いずれも人の手を加えない状態で動植物の繁殖の場となり、生態系を保持することができる空間です。少し前まで多く見られたため池や素堀の用水路は多様な生物の生息空間としてまさに典型的なビオトープのタイプでした。
 北館裏のひょうたん池に、カエルがやってきています。すいれんやコウホネが咲き始めました。トンボもやってきています。コウホネは、スイレン科の植物の一種です。水生の多年生草本で、浅い池や沼に自生し、黄色い花を付けています。