学校日記

イリジウムフレア

公開日
2014/06/17
更新日
2014/06/17

校長室

 昨日の朝会で、ホタルとイリジウムフレアのお話をしました。昨夜9:13ごろこと座のベガとハクチョウ座のデネブの中間の位置で、イリジウム衛星が太陽光を反射して光るお話でした。今日になって、せっかく見たけど時刻を間違えてみられなかった子や、意味が分からなかった子がいたことが分かりました。
 そこで今日はこれからの見方についてお話ししたいと思います。玉川小学校のホームページの右には様々なリンクがあります。その中の学習リンクの6番目にイリジウムフレアの計算サイトが張ってあります。
 このサイトは事前に玉川小学校の位置情報で計算されていますので、おうちの近くで見るときはこの表をご利用ください。表の見方ですが、表には時刻、明るさ、高度、方位角、衛星、フレアセンターまでの距離が書かれています。
 イリジウム衛星は太陽の光を反射しながら地球を回っているため、地球の表面に反射した光を照らしながら行きます。この照らした光の位置がフレアセンターです。フレアセンターまでの距離が近いと明るく見えます。一番星で有名な金星がおよそ−4等星ぐらいです。フレアセンターまでの距離が一桁の時は−7等星ぐらいの明るさになります。

 今週一番のお勧めは、6月19日2:22:14の−7.8等星ですが時刻が真夜中なので小学生には無理ですね。時々表を見て天気と時刻で是非見てください。
 時間的に可能なのは6月20日20:58:20の0.1等星でこと座のベガのすぐ近くでフレアを起こします。東北東およそ45°ぐらいの高さです。

 上の写真は、計算サイトの表で下の写真は実際のイリジウムフレアの写真です。