学校日記

アイソン彗星・ふたご座流星群

公開日
2013/11/26
更新日
2013/11/26

校長室

 アイソン彗星は太陽に近づいたので地球からはほとんどみえなくなりましたが、太陽のパワーで消滅しなければ12月5日以降も東の空に見ることができます。
 一番お勧めの日は12月14日と15日の早朝です。ちょうどふたご座流星群が14日14時に極大をむかえるため、朝3時ぐらいから流星群を観察し4時からアイソン彗星を観察してはどうでしょうか。観察場所はできるだけ東の方角が開けているところで暗いところです。当日は月齢11〜12(満月少し前の月)の4時〜4時30分頃にやっと沈むので、例年流星が良く流れるオリオン座付近は月明かりがあって見づらいかもしれません。
 アイソン彗星の見つけ方・・・4時をすぎると東の空に1等星・うしかい座のアルクトゥールスが光っており、その斜め右下に土星が登ってきます。土星からほぼ左真横(アルクトゥールスと土星とアイソン彗星で三角形を作る感じ)にうっすらと光っているのがアイソン彗星です。できれば1等星かマイナス等星になっていると嬉しいです。

 ちょうど14日、15日は土日です。この時期の気温は氷点下にもなりますので、防寒対策をしっかりとしてご覧ください。今日から1週間、アイソン彗星が太陽に壊されないことを祈り続けていきます。

上の写真はアイソン彗星(ほうき星)、下は流星(流れ星)です。違いが分かりますか?