人権週間のお話
- 公開日
- 2009/12/08
- 更新日
- 2009/12/08
全校
12月4日から10日までは人権週間です。
人が生まれながらにしてもっている「人権」について考え、お互いの人権を大切にする意識を高めるいい機会です。
7日の朝会では、校長先生から「人権」についてのお話をしていただきました。
(その1)
漢字の「優」の字は、「憂」=困っている人を支える という意味をもっています。
ですから困っている人を助けてあげられる人は
「優秀」の「優」=「優しい」=やさしい人です。そして,人にやさしくできる人こそすぐれた人でもあるのです。
(その2)
木の上から何気なく小石を投げているお猿さんは、蟹さんに注意されても「なんだ、それぐらいいいじゃないか」と言うばかりで、痛い思いをしている蟹さんの気持ちが分かりません。
(その3)
友達の足を踏んだ子・友達に足を踏まれた子について尋ねると、足を踏まれた子の方がたくさん手が上がります。自分が足を踏んだ時には気がついていなくても、踏まれた方は、その痛みをしっかり覚えているからです。
友達に嫌な思いをさせても自分ではその痛みがなかなか分からないものですが、少しでも相手の痛みが分かる心の優しい高座っ子に育ってほしいと願っています。
自分の人権を大切にするのと同じように、友達の人権も大切にしえ、明るく楽しい学校にしましょう。