学校日記

2学期終業式

公開日
2021/12/23
更新日
2021/12/23

校長メッセージ

2学期の終業式を行いました。
校長先生から学期まとめのお話を、生徒指導主事の先生からは冬休み・新学期に向かう心構えをお話ししました。みんなしっかりと前を向いて聞いていました。良い冬休みにしてほしいと思います。

校長先生の話
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1年で一番長い2学期も今日で終わりです。
2学期は、コロナの緊急事態宣言中、今までにないデルタ株の大流行の中で始まりました。
ただ、10月に入り、急にコロナも落ち着いてきて、予定通りとはいきませんでしたが、修学旅行・野外学習・校外学習、そして、フェスティバルなども行うことができました。本当に良かったと思います。そして、2学期は一度も臨時休校がなく、授業も順調に行うことができました。

今、この2学期を振り返ってみて、みなさんは、少しでも学びや心の成長ができたでしょうか。1学期と2学期の始業式に3つのことのお話をしました。覚えていますか。
1つ目は「命を大切にしよう」です。たった一つしかない自分の命を大切にして下さい。他人の命も大切にしましょう。

2つ目は「当たり前のことが当たり前にできるようになろう」です。人として、普通に、当たり前のことが当たり前にできるようにしましょう。

3つ目は「自分の未来を切り拓こう」です。自分のことを大切にするため、自分自身のいろいろな力を高めていきましょう。

このあと2学期の「通知表」をもらいます。しっかり見て、学習だけでなく、いろいろな面で自分の2学期を振り返ってください。

さて、今年を締めくくりに当たり、「自分の能力を伸ばす」という話をしたいと思います。自分の能力を伸ばすためには、4つ必要なことがあると言われています。それは、
(1)目標、(2)プラス思考、(3)感動と感謝の気持ち、(4)不満を言わない だそうです。

よく、何についても人のせいにしたり、不満を言ったりする人がいます。「あの人のせいでこうなった」「あの人がいるからやりたくない」そういうことはいくらでも言えます。不満ばかり言っていても、やる気が上がるわけでなく、努力もできません。

逆に、プラス思考で、夢・希望を語る人はどうでしょう。
「今はだめだけど、こうなりたいからがんばる」「失敗したけど、この経験を生かしてがんばろう」夢・希望を語る場合は、たいていそれに近づこうと努力をしています。

「夢・希望」が「やる気」を、「やる気」が「努力」を引き出す。これが不満ばかりを言う人との大きな違いです。

この一年、どうだったでしょうか。不満を言い、いろいろなことから逃げていた人はいませんか?そのときは、楽だったかもしれません。でも、自分の持っている「才能・能力」を自分でだめにしていることに気付いてほしい。そして、早く、軌道修正をしてほしい。軌道修正は、自分の意思でできます。

まもなく、新しい年が始まります。自分の能力を伸ばすために、大晦日の日までに、これからの自分の目標をしっかり立て、新しい年からその目標に向かってスタートしましょう。

お正月に神様や仏様に願い事をする人もいるかもしれません。願い事をすることもいいですが、自分の立てた目標を、軌道修正することを、神様や仏様に自分の決意として伝えましょう。
(1)目標、(2)プラス思考、(3)感動と感謝の気持ち、(4)不満を言わない
新しい年から気持ちを切り替えてスタートしてください。
それでは、三学期の始業式にまたお会いしましょう。よいお年をお迎え下さい。