学校日記

開花

公開日
2021/03/19
更新日
2021/03/19

校長室の窓(〜2020年度)

(写真は昨日撮った校庭の桜です)

3年生の皆さんへ

昨日は、公立高校の「合格発表」でした。
志望校に合格した皆さん、本当におめでとうございます!
これまでの「努力」が結実しましたね!
新しいステージでの皆さんのさらなる活躍を祈っております。

<残念ながら志望校に合格できなかった皆さんへ>

カメラマンの私も、高校入試(当時は「学校群制度」)では、
第1志望校には入れず、悔しい思いをしました。
大学受験も失敗して、1年間「浪人」しました。
でも、そうした「試練」が自分を鍛えてくれたと思っています。

在今咲花(ざいきんしょうか)

「今、在(あ)るところで花を咲かす」という意味です。
与えられた環境の中で、ひたすら生きる姿は美しい!
私が「そうありたい」と、
いつも自分自身に言い聞かせている言葉です。

渡辺和子氏は、大ベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』(幻冬舎)
の中でこう述べています。

置かれた場に不平不満を持ち、
他人の出方(でかた)で幸せになったり不幸せになったりしては、
私は環境の奴隷でしかない。
人間と生まれたからには、どんなところに置かれても、
そこで環境の主となり、「自分の花」を咲かせようと思いました。

渡辺和子氏は、著書の中で、次のようにも言っています。

人生は、いつもいつも第一志望ばかりを歩けるものではありません。
そして、必ずしも、第一志望の道を歩くことだけが、
自分にとって最良と言えないことだってあるのです。

人生には、「こんなはずじゃなかった」と思うことが、
次から次に出てきます。
3年生の皆さんには、そんな時にも、
その状況の中で「咲く」努力をしてほしいと願っています。


さあ、新しい「出会い」が待っています!
頑張ってくださいね!
応援しています!