始業式式辞
- 公開日
- 2013/04/05
- 更新日
- 2013/04/05
学校行事
<始業式式辞>
満開の桜、温かい春の風。
こんな素晴らしい日に第35回の始業式を迎えられることをうれしく思います。
昨日は、入学式や始業式のために3年生の女子生徒の皆さんが準備をしてくれました。本当にありがとうございました。
さて、先ほど入学式を終えた新1年生270名、進級をした新2年生250名、新3年生278名 合計798名で、平成25年度をスタートします。
温かい春の風は、多くの命の源です。
繰り返し、季節が運ぶ春の風景の美しさは何も変わらないですが、私たちは、この春の風を胸に受けて、静かに呼吸を整えて、今ここに立っています。自分の決意を胸に秘めながら。
自分の呼吸は自分で整えなければなりません。
自分の力は自分で蓄えなければなりません。
ここからがスタートラインだとするなら、自分の呼吸を整えて、静かに落ち着いた生活をスタートさせなければなりません。この春の季節が自分のスタートラインという意味が理解できるなら、ここから頑張る気持ちを整えてください。
これからの一年間という時間は、皆さんとって大切な時間になると思います。
俳人の高浜虚子という人は、
「春風や闘志いだきて丘にたつ」
という俳句を残しています。今の季節に自分の決意を胸に秘めて丘に立っている様子を表現しています。まさに今の皆さんの姿を表している内容です。
今年一年の皆さんの努力と活躍を期待して式辞とします。