学校日記

平成24年度 修了式

公開日
2013/03/22
更新日
2013/03/22

学校行事

式辞
先日の卒業式、素晴らしかったです。卒業生も素晴らしかったですが、二年生の皆さんの心のこもった歌や真剣に式に参加している態度、そして、一年生も含めて前日の会場づくりや掃除などの裏方としての仕事を本当にきちんとできました。卒業生に代わってお礼を言います。ありがとうございました。
 ただ今、学年の代表の方に修了証をお渡ししました。これは、この一年間の学習を学び終えたことを証明するものです。一年間を振り返ると反省もいろいろとあることでしょう。それと同じくらい努力したこともあったと思います。通知表にもそれらが表れているかもしれません。何が良かったのか、何をがんばったのか振り返ってみることが大切です。
 明日から、短いですが、春休みに入ります。ぜひ4月からの新しい生活がより良い一年になるように、または、自分の未来に向けての準備のために、何かを始める休みしてほしいと思います。
 ところで、一昨日3月20日は春分の日でした。
 この春分は、皆さんよく知っているように、昼と夜が同じ長さになる日です。昔の人は、このことから自然に感謝し、春を祝福する日だと感じていたようです。それは、長い間冬眠をしていた動物たちが動き始め、人々もやる気に満ち溢れている時期です。
また、この日の前後にご先祖様への感謝の気持ちを伝えるためにお墓参りに行く習慣もあります。そんなことから、この春分の日は、「自然を称え、将来のために努力する日」と法律で定められた祝日なのです。ですから、この春分の日の前後は、心身ともにのびのびと活動ができ、何かを始めるのにもっとも良い季節と言うことができます。
 日本には、この3月と4月の間に年度という区切りをつけて、学校の学年や国や県などの活動の節目としています。この4月からは、本校ができて35年目、平成25年度が始まることになるのです。
 明日からの春休みは、4月からのスタートのために自分なりの準備をしておいてほしいと思います。
 具体的には、4月からの自分のことを考えてほしいと思います。
 「来年一年間、自分はどんなことを目標とするのか。」
 「そのために、どんなことをやっていけば良いのか。」
 難しいことを考えなくて良いです。
 2年生の人は、自分の進路について考える。1年生の人は、苦手な教科の復習をする。とか、短い春休みですが、工夫次第では、この一年間を振り返り、自分の新しい目標や夢を具体的に考える絶好な時間となると思います。自分を見つめ直し、将来に向かうために準備の時間として、春休みを有効に使ってほしいと思います。
そして、皆さんが、4月5日の入学式・始業式から、新しい一年をスタートさせてくれることを願って、式辞とします。
 平成25年3月22日