学校日記

令和元年度 修了式 式辞 (放送により実施)

公開日
2020/03/24
更新日
2020/03/24

校長メッセージ

令和元年度 修了式 式辞   R2.3.24

高中生の皆さん、おはようございます。
本日で令和元年度が終わります。その最後の3週間を臨時休校により家庭で過ごしてもらいました。いろいろ大変だったこともあったと思いますが、今朝、皆さんが登校する姿、表情を目にして、一人一人が工夫や努力をして、今日を迎えてもらったことがしっかり伝わってきました。本当にお疲れ様でした。
放送による修了式でのお話で、皆さんの姿が見えない中ですが、本年度の終わりに際し、高中生全員で端的に振り返り、共有しましょう。

1つめ
報告です。去る3月3日、3年生110名の皆さんが、堂々と胸を張って、そして笑顔で本校を卒業し巣立っていきました。2年生・1年生の皆さんにも、その姿を目に焼き付けてほしかったところですが、卒業した3年生は、高中での3年間の充実した学びや経験を活かして、新しいステージでがんばってくれることでしょう。2年生・1年生の皆さんが、卒業式までに様々な準備をしてくれたおかげです。卒業生から引き継いだ高中のよさ・すばらしさをさらに磨いていってください。

2つめ
皆さんと1年間、共有してきたことについてです。
「凡事徹底+(プラス)」「チーム高森台中」「自分に挑戦」を合い言葉に、高中全体の質の高まりを目指して取り組んできましたね。そのために年間を「方法を知り整える1学期」「実践・実りの2学期」「まとめの準備」として全員で取り組んできました。学年・クラス・部活動・委員会など、それぞれのまとまりや場面で本当によく頑張りました。この令和元年度を普通・当たり前の基準として、次年度も高中全体の質の向上に取り組んでいきましょう。

3つめ
新型コロナウイルス感染症への対応についてです。
この度の臨時休校をはじめ、日本国内にとどまらず、全世界で新型コロナウイルス感染症への対応に取り組んでいます。分からないことが多く不安になることもあると思います。しかし、このような困難な場面でこそ、どのように考え行動するのかがとても大事になります。
休校直前にホームページでも伝えましたが、「正しく判断し行動」することです。
そのためには、次のことが大切です。
(1)正しく情報を収集する
(2)収集した情報は「比較する」などをして整理・分析してみる
(3)(2)をもとに、そのときできる、そのときすべき最善の判断をして行動する
これらはすべて、高中生の皆さんが、日頃の授業や避難訓練の折などで、繰り返し学んだり、共有したりしてきたことです。こういうときだからこそ、デマやニセの情報に振り回されたり、差別につながる言動などを絶対することなく、正しく判断し行動していきましょう。
明日からのことは、このあと各クラスで担任の先生より説明があります。保護者の皆さんにも、文書などでお伝えします。今後も状況により変更があるかもしれませんが、よく確認して新年度を迎えてください。

最後4つめです
とにかく健康・安全です。命が一番大事です。
引き続き健康管理に努めて過ごしてください。
そして、新年度4月に新たな仲間、新1年生を迎え、次の1年間が充実した日々となるよう、よいスタートとなるよう、高中生全員が笑顔で登校できるよう、健康管理に努め、しっかり準備をして4月を迎えましょう。
よろしくお願いします。