学校日記

10月21日集会

公開日
2019/10/21
更新日
2019/10/21

校長メッセージ

10月21日 集会

はじめに台風19号で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々、未だ避難生活をしていらっしゃる方々に心よりお見舞い申し上げます。

さて、今日もたくさんの分野で頑張った高中生が表彰されました。いつも共有しているように努力として行動を積み重ねてきた上での結果ですね。その積み重ねこそが大事で意義あることですね。実践の2学期、実り+の2学期の経過として、順調な証のひとつですね。

今日は高中生の皆さんと「熱意ある努力・行動」について共有しましょう。
高森祭がいよいよ今週金曜日に迫ってきました。日頃の授業、学習、部活動はもちろんのこと、合唱コンクールなどに向けてみんなで練習を積み重ねてきていますね。高森祭の本番がとても楽しみです。

一方、前回の集会でもお話ししましたラグビーワールドカップ。日本代表チームの活躍ぶりは、世界中を驚かせました。昨日は惜しくも準々決勝で南アフリカに敗れましたが、多くの人たちが勇気と感動を与えられたはずです。その他のチームも、国と国との誇りをぶつけ合った、素晴らしいゲーム内容で、観ているだけで、からだの中がジンジン熱くなりました。それはゲームでの素晴らしいプレーや、からだをぶつけ合いながら、最後まで決死してあきらめない選手たちがここに至るまでどれだけの努力を重ねてきたのかを想像するのは、決して難しいことではないからです。高中生の皆さん同じはずですね。なぜなら、レベルの違いこそあれ、私たちは努力・行動を重ねることの大切さと、それを継続することの難しさを知っているからです。高森祭を例にするなら、高森祭とラグビーワールドカップ、全然違うものですが、同じなのは、熱い思いと、本番に至るまでの努力の積み重ねです。

「熱意」とは単に熱くなることではありません。「本気・一生懸命・真面目・真剣」などと置き換えてもよいかもしれません。目標に向かって自分の果たすべきことに熱意を持って、つまり、胸を張って、一生懸命で真面目に真剣、本気で取り組むのです。恥ずかしがったり、照れ隠しなどでいい加減にするのは決して人を感動させませんし、格好良くありません。何より自分をだらしなくさせ、自分に自信が持てなくなります。努力と行動を重ねる経過では思い通りにいくこともあれば、上手くいかないことがあります。むしろ上手くいかないことのほうが多いことは、皆さんもよく知っているとおりです。でも、決して腐らず、逃げ出さないで地道に努力と行動を続ける。そして、自分で自分を鍛え、力を付け最後まであきらめないでやり抜く。これが熱意ある努力・行動だと思います。合唱だけでなく、部活や日頃の活動、毎日の授業・学習でも熱意ある努力と行動が必要なのは同じです。

今日は皆さんと「熱意ある努力・行動」について共有しましたが、高森祭とラグビーワールドカップ、もう一つ共通なこと、そこには、いつもチームの仲間がいる、仲間と一緒ということです。いつもそばには、仲間・友だちがいます。同じ目標に向かって互いに励まし合い、応援し合って、高め合っていくことができます。
「熱意ある努力・行動」の成果をぜひ今週の高森台でも発揮してください。そして、みんなで、実り多き、実り+の2学期後半の日々にしていきましょう。