学校日記

11月12日 集会

公開日
2018/11/12
更新日
2018/11/12

校長メッセージ

11月12日 集会

暦の上では既に冬ですが、ますます紅葉が進み、季節の深まりを感じる今日この頃です。
後ほど生徒会の皆さんから 11月のLet’s try in November について紹介がありますが、今日は読書に関することを共有しましょう。

このスライドは、高中図書室の様子です。図書委員の皆さん、いつもありがとうございます。図書室は私の好きな場所の一つです。気持ちがホッと落ち着きます。
そして、こちらのスライドは、毎日の朝読書です。毎日取り組んでいる皆さんにとっては復習ですが、朝読書は次の4つの原則で行っていますね。
「みんなでやる」
「毎日やる」
「好きな本を読む」
「ただ読むだけ」
そして担任の先生も一緒に読書をします。
この毎日の、いつものというのは、実は簡単なことではありません。でも、高中全体で続けていることで、気持ちを落ち着け、集中しながら、静寂を共有できるなど、授業や他の活動にもそのよさが少なからずつながっています。高中にとって、とても大事でよい場面・時間ですね。
そんな朝読書ですが、みんなで同じ本を読んでいるわけではありませんね。どんな本を読むのか、どんな本に触れるのかは、それぞれに任されています。だからこそ、よい本と出会ってほしいな、全校での朝読書以外でも、また、学校以外でも読書の場面を持ってほしいなと強く願っています。

読書には、いろいろなよさや効果があると言われています。そのいくつかの例です。
その本の内容について知識や考え方などが身に付くという、直接的なよさもあります。
また、あらたな発見や感動、感激などにより、実生活だけとは違う、豊かな気持ち、豊かな人生に触れることができるというよさもあるでしょう。
さらに、読書の習慣が身に付いていることにより、集中する力が身に付く、人の気持ちが分かるようになる、ストレス解消になる、など様々な効果があると言われています。
ある調査の分析では、読書は、健康につながる生活や考え方、行動、そして寿命にまでとても関連があるという結果だったそうです。読書の習慣があると健康になるなんて、すごいと思いませんか。
小さい子から、お年寄りまで、どんな世代の人でも気軽に親しむことができるのも、読書のよさですね。人生100年時代、予測が困難な時代と言われていますが、私は、何歳になっても、どのような立場や年齢になっても、学び続けることができるとても有効な方法のひとつが読書だと受けとめています。皆さんは、どんなよさを感じていますか。
読書週間は11月9日に終了しましたが、高中生徒会のLet’s try in Novemberの機会に、普段よりちょっとだけでよいので読書の場面・時間を増やし、読書そのものに目を向けてみるのもよいのではないかと思います。実り+(プラス)の秋の一つに付け加えてみてください。