10月16日 集会
- 公開日
- 2017/10/16
- 更新日
- 2017/10/16
校長メッセージ
10月16日 集会
先ほどの表彰で、新人戦など、多くの人のがんばった成果を、共有することができました。実践の2学期、実りの2学期として、順調ですね。
先日も、多くの方に高中生の皆さんの授業の様子を観ていただく機会があり、「高中のみんなは集中して取り組んでいますね」という言葉を頂きました。とても素晴らしいことですね。
さて、10月も下旬、秋が、季節がますます深まってきました。このあとも、実践の2学期、実りの2学期として、これまでのがんばりで、どんな自分になってきたのか、チームはどんな様子なのかを発揮する節目の場面があります。それは学校の中では、テストであったり、文化祭・合唱コンクールであったりします。そこで持てる力を発揮するためのひとつのキーワードが「いつも通り」です。
先日の新人戦でも「いつも通りいこう!」などの言葉がいろいろな会場で聞かれました。そのことは、2年生の学年通信にも書かれていましたので、2年生の皆さんはよく知っていますね。
では、この「いつも通り」とは、どんな意味で、どんなことが含まれているのでしょうか。
「いつも通り」とは、辞書には次のように書かれていました。
・過去に継続的に行ってきた内容との違いがない様子
・毎度そうするように今回も行うさま
そして、似た言葉に「普段通り」「日常のように」などがあります。
この「いつも通り」には、こんなことが含まれているのではないでしょうか。
例えば、練習してきた作戦やフォーメーションで、やさしいハーモニーで声を掛け合って、みんなで励まし合って、などの、方法ややり方、
最後まであきらめないぞ、ねばり強く、などの、 気持ちや姿勢です。
そうすると、「いつも通り」とは、継続して行ってきた方法・やり方、気持ちや姿勢で、準備ができるようにした様子、つまり「いつも通り」しっかり準備をした状態であるということになります。大きな節目、本番で力を発揮するには、「準備8割 本番2割」というくらい、準備が大切、いつもが大切であるということです。
では、その「いつも」は、どうしたらよいでしょうか。
「凡事徹底+(プラス)」と「適切な目標でやり抜く力」です。
あいさつをするなどはもちろんですが、時間を守る・すぐに始める などの当たり前のこと、難しくないこと、でもちゃんとしないとだらけてしまうことこそ、手を抜かずに徹底して行う。そして全体の質を高めていく「凡事徹底+」。
凄い目標ではなく、半歩前の、今の自分(自分たち)の限界のほんのちょっと上をめざす、という適切な目標のもとで、それをやり抜き、常に自分に挑戦していく、という適切な目標とやり抜く力 で「いつも」を大切にすることです。
ただし、上手くいかないときには、一度立ち止まり、他の人の力もかりて取り組んでいく。
繰り返し、皆さんに伝えてきたことばかりですね。
深まる秋です。高中生の皆さんが、「準備ができたいつも通り」を大切にして、力を高め、質の向上を図りながら、ますます「実践の2学期」、「実りの2学期」とするべく、充実した毎日としていくことを期待しています。
以上でお話しを終わります。