学校日記

2月13日 集会

公開日
2017/02/13
更新日
2017/02/13

校長メッセージ

2月13日 集会

まとめと準備の3学期も2月中旬。28年度も残すとところ、わずかになりました。格別3年生の皆さんにとっては、登校するのも残り14日と卒業式のみとなりますね。今週末には卒業生を送る会が行われますが、このような集会で全校の皆さんが勢揃いするのは、今日が最後です。

この場面で、今の高中のみんなで確認し合いたいことが3つあります。

1つ目 
「凡事徹底+(プラス)」についてです。
この写真を見てください。先週の金曜日の写真です。
この写真を撮影しようと考えたのには訳があります。
その前日の5時限目、自習の時間にのぞいたら、これと同じようなぴかぴかの黒板が目に入ってきたからです。授業が終わるチャイムがなって、クラスのみんなに聞いたら、ある高中生がぴかぴかにしたとのこと、〇〇くんです。凄いなぁと感動・感心して、次の日にどうなっているのかなと見に行って撮影したのが先ほどの写真。ぴかぴかでした。きれいにするのは当たり前、それをもっとぴかぴかにきれいにするとみんなが気持ちいい、ぴかぴかにきれいにしたいという気持ちと実行力が伝わったのだと思います。
「凡事徹底+」という点から、つなげて考えてみましょう。
日直や当番の仕事を忘れずにちゃんとやるのは凡事徹底。その当たり前の徹底の上で、ちょっとだけでもよくしてみようと、行動してみたら、他の人にもその行動が伝わって、凡事徹底の質が高まった。先ほどの黒板の例は、このような姿勢と行動が全体をよくするという、素晴らしい例だと私は受け止めました。皆さんはどうでしょう。高中の当たり前の質をこれからも一人一人の主体的な姿勢と行動で高めていきましょう。

2つ目「チーム高森台中」についてです。
全校ではどうだったでしょうか。そして、みなさんがかかわったチーム3年生、2年生、1年生、そしてそれぞれのクラスや部活動の仲間などは、どうだったでしょう。
いつもと同じことを繰り返して伝えます。
目標に向かって、みんなでともに高め合っていく人たちの集まりがチームです。
みんなのために、チームのために、そして、一人のために、
相手を思いやり、力を合わせてがんばるチームは、固い絆で結ばれます。
時にはうまくいかない、ぶつかり合うなどのこともあったことかもしれません。
でも、いろいろな個性をもった仲間と一緒に挑戦するからこそ、あきらめないでやり遂げられたり、時には人数分以上の力が発揮されたりして、様々な感動とともに、真の仲間が生まれます。
また、みんなのために力を発揮するためには、確かな自分が必要です。自分をおろそかにしては、チームに貢献できません。みんなを大事にするとは、自分を鍛え、大事にすることです。
私たちは、多くの人に支えられ、また、知らず知らずに人の力となり、互いに支え合っています。チームや支え合う人がいるので、あきらめずに頑張っていけますね。皆さんのまわりには、きっと固い絆と真の仲間が生まれたでしょうね。これからもそれを大事にしてください。

3 最後に卒業、そして年度末に向けてです。
1つ目の「凡事徹底+」、2つ目の「チーム高森台中」ともつなげて考えて受け止めましょう。
それぞれの学年、学級、役割、仲間などで、これまで同様、「凡事徹底+」「チーム高森台中」で、1日1日、ひとつひとつを過ごしていきましょう。それがあってこそ、次につながります。卒業が近づく高中3年生も含めて、高中生全員の年度末に向けた毎日の過ごし方に期待しています。

以上でお話を終わります。