第二学期終業式 式辞
- 公開日
- 2009/12/22
- 更新日
- 2009/12/22
校長室から
2009年もあとわずか。二学期の終業式というよりも、みなさんにとっては冬休みの始まりというイメージでしょうか。
さて、二学期の自分の学校生活を振り返ってみてください。どんなことが思い浮かびますか。行事の多い二学期でしたが、新型インフルエンザの流行によって、いろいろ大変でした。体育大会までは無事に行えましたが、新人戦の直前まで学級・学年閉鎖もあって練習も満足にできないまま、大会に臨み、その力を十分に発揮できなかったのは残念でした。文化祭でも合唱コンクールに向けて練習を進めていく中で、なかなか全員そろって練習することができませんでした。福祉体験など中止になった行事もありました。しかし、これからの人生においても、すべてが計画通り順風満帆に進んでいくものではありません。そういう困難な局面にぶつかったとき、柔軟に対応していくことは重要なことです。大切なことは、あきらめることではなく、今できることは何かを考え、目標を修正し、再びチャレンジすることです。新型インフルエンザに翻弄されたこの二学期をいい教訓にしてください。
さて、年が明ければ三年生はいよいよ義務教育9年間の集大成でもある進路決定のときを迎えます。健康第一、体調管理をしっかりして、入学試験や就職試験にチャレンジできるようにしてください。
まもなくやってくる未来、2010年がみなさんにとって、よりよい成長をもたらす年になることを祈っています。
話は変わりますが、先週、消防署の方が学校にみえました。本校の一年の生徒が、よい行いをしたので褒めてほしいという依頼でした。少し前の話ですが、7月25日に、町屋町で作業所の資材に火がつけられ、ボヤになっていたところを、○○くんとお父さんが消火に協力し、消防車が到着する前に火を消し止め、本格的な火災になるのを防いでくれたそうです。○○くん、ありがとう。
これからもこのようないい話を地域から聞かせてもらいたいと思います。鷹来中の生徒の評判がますますよくなるように、叱られるのではなく褒められる機会が増えるように、みなさんも心がけてください。