1年生、福祉実践教室その2
- 公開日
- 2009/02/12
- 更新日
- 2009/02/12
1年
先日1年生が行った 『 福祉実践教室 』 について感想をまとめたので、紹介します。
生徒たちは、実際に体の不自由な方のお話を聞き、車椅子の扱い方・介護、点字・手話のやり方について学ぶという貴重な体験をすることができました。お世話になった講師の皆様、ありがとうございました。
『福祉実践教室』を体験して
① 101女子 「車椅子体験」
車椅子はスピードも出ないし、向きを変えるのも場所が要るし、実際に生活で使うのはとても大変そうでした。段差はちょっとこわかったし、自分で登るのはけっこう力が要るので、お年寄りなどにはつらいと思います。だから、私達が、やれないことを補って、助け合いたいです。講師の方は障害があっても、充実した生活でがんばっていると思いました。『優しい心、福祉の心』が印象に残りました。そんな心をもって、相手のできること、できないことを感じて、手助けができるようになりたいです。
② 101女子 「手話体験」
いままで耳の聞こえない人に会ったことがありませんでした。目は見えていても、耳が聞こえない。目も耳も使える私にとってはどんな事なのか想像できません。手で耳をおおってもかすかに音がもれて聞こえます。でも、耳の聞こえない人は真空状態に近く、何も聞こえないんですね。話をしたりするのは手話や口の動きでわかります。私達は手話や口の動きを見ても難しくてわかりません。でも、聞こえない人は見て、わかって返事をします。本当にすごいと思います。やっぱり見る事も聞く事も大切です。せっかく耳が聞こえるのに人の話を聞かないのはもったいないですね。私なんか特にそうです。どうせだったら使わないより使いすぎた方がいいんじゃないでしょうか。健康に生まれてきた分しっかり動いて人の役に立ったほうが絶対いいと私は思いました。
③ 102女子 「車椅子体験」
私は最初車椅子ってけっこう楽なものだと思っていました。実際平らな所はスムーズに進みましたが“段差”のある所は自力ではなかなか動かなかったし、押している時もけっこう重かったです。それにイスをギザギザに進むのもめんどうだし、難しくって車椅子の大変さがよくわかり、体験できてよかったです。その他に私が驚いたのは車椅子の使い方を教えてくれた人が、足で歩けなくなった理由がプールの飛び込みに失敗したからということです。しかも中学1年生の時らしく、一気に身近に感じられて少し怖いような気がしました。車椅子に乗っていると、ゴミや路上に止めてある車もとても大きな障害になることがわかったし、ボランティアに参加したいなと思うことができました。もし今度障害のある人にあったら、できないことを手伝うことができるようにしたいと思います。
④ 103女子 「点字体験」
点字体験では、自分で点字がうてて、楽しかったです。点字は、すごく難しいと思っていたけど、『アルファベットと同じ』と聞いたら、少し理解できました。でも、スラスラ読めるようになるためには、たくさんの練習が必要だと思います。目が見えない人にとって、点字はとても大切な物だと思うので、いろいろな所に点字があると便利なんだろうなと思いました。点字はもともと外国で生まれて、通信手段として使われていたというのは、初めて知りました。点字があっても、目の見えない人にとっては分からない事だらけだと思うので、困っていたら助けてあげたいです。