5月30日 朝会(オンライン)
- 公開日
- 2022/05/30
- 更新日
- 2022/05/30
校長メッセージ
5月30日 朝会(オンライン)
はじめに、多く人の表彰伝達がありました。いつもお話しすることですが、自分の好きなこと得意なことについて熱心に取り組み、よい成果・結果に結びつくことはとてもうれしく自信になりますね。それが仲間のことであっても自分のことのようにうれしくなります。今後もますます好きなこと・得意なことに前向きに取り組んでいきましょう。そして、互いの良さを認め合っていきましょう。また、あいさつが増えてきました。中には遠くからでも、そして、相手よりも先にあいさつをしてくれる人、何度も繰り返してあいさつしてくれる人がいます。いい感じですね。とてもうれしいです。
さて、5月がおわり6月を迎える週です。「試して整える1学期」も後半に入ります。このタイミングで坂中生の皆さんと共有したいのは、この3つです。
1 うれしい話題
2 「最善」とは
3 健康・安全第一
まず、1つめのうれしい話題3つです。
1つめは地域の方からです。
先週の火曜日の朝(5月24日)、自転車通学路で坂中生の様子を見ていたときのことです。神屋保育園の南側で、ご年配の地域の方より声をかけして頂きました。
「自転車通学の生徒さんたちがね、いつも本当によく挨拶してくれます。私たちが後ろ向きにいても、後ろから『こんにちは』と元気よく挨拶してくれるんです。ほんと素晴らしいです」とのお話しを聞かせて頂きました。私からは「地域の皆様からの日ごろからの見守りと声かけのおかげです。ありがとうございます」とお礼をお伝えしました。うれしかったです。
2つめは野外学習でのことです。
2年生の野外学習のお世話になった郡上ヴァカンス村ホテルの方からです。
退村式・解散式で「坂下中学校の生徒の皆さんは、マナーよく過ごして過ごしていただきました。それだけでなく、互いに励まし合い、アドバイスを送り合う・応援し合っている様子がたくさんあって素晴らしいと感じました」との言葉を頂きました。うれしかったです。これは2年生の話ですが、きっと学校で、例えば部活動や委員会活動で3年生や1年生を含めて同じような様子が多くあるので、野外学習の場でも現れたのだと考えています。
3つめは先週坂中生の様子や授業の様子を見に来ていただいた方々からです。
「生徒の皆さんは、落ち着いていて、学習に前向きに取り組んでいますね。きっとどんどん力をつけて、さらに今より学びを自分のこととして主体的に学んでいくことが期待できますね。何より多くの生徒の皆さんが、学校が楽しいと感じていることが、素晴らしいです」と教えていただきました。また、生徒会の皆さんが、「坂下グラム」で取り組んでくれているように、自分たちから進んでみんなを楽しませよう、学校をよくしていこうという取り組みがされていることについても、ほめて頂きました。うれしかったです。
この3つは私が直接聞いたことですが、きっとその他にもたくさん坂中生のよさを見ていただいている方々がたくさんいるはずです。坂中生の皆さんの姿勢と行動の賜物ですね。
次に「最善」についてです。
1つめのことと大いに関連があると思います。坂中の校訓「すべてに最善を」のことです。1学期の入学式・始業式でも共有した通り、この「すべてに最善を」は坂中生にとっての考え方・行動の基準です。
では、「最善」とはどのようなことなのでしょうか。
辞書ではこのように記されていました。
1 いちばんよいこと。いちばん適切なこと。「最善の方法をとる」⇔最悪。
2 できるかぎりのこと。ベスト。「最善を尽くす」
簡単にまとめてみると、「最善」とは、
そのときに、
最もよいことは何かと考えて、
最も適していることを選択し、
できる限りの行動する
ということですね。
こちらのスライドを見てください。「最善を尽くす」に似た言葉に「全力を尽くす」があります。
比較してもらうとその違いが分かると思います。
「全力を尽くす」とは全ての力を出し切る・注ぐという意味です。とにかく持てる力を出し切るということですね。
しかし「最善を尽くす」とは、そのときの一番よい・適したやり方で、できることのベストの行動を行うということです。つまり、全力で力を出し切ることも大切ですが、力尽きてしまうのではなく、その時の最もよいやり方で行動するのが「最善」であるという考え方です。
今日は、ここまでにしますが、この機会に私たちの考え方・行動の基準である「すべてに最善を」について考えてみてください。
最後、健康・安全第一についてです。
命が一番大事であることは当然です。暑さがさらに厳しくなる時期だからこその「熱中症対策としてのマスクの着用」については、先日伝えたとおりです。ここでは改めて詳しく説明をしませんが、スライドにあるように、■登下校、■体育の授業や運動部活動、■外で遊ぶときは、マスク着用は必要ありません。感染症対策も大事、そして、熱中症から健康、命を守るのも大事なのです。もちろん、熱中症対策はマスクだけでありませんね。体操服での登下校や、3つの摂る「水分・栄養、休息、睡眠」は当然です。それにマスク着用についても考え・行動していくということなのです。
先ほど「最善」についてお話ししました。その時の気候や体調、場面に応じた「最善」の判断と行動をお願いします。それが1人1人、そしてみんなの健康・安全にもつながります。
では、「試して整える1学期」の後半も、坂中の良さ・質が向上し、みんなで笑顔で過ごせるようにしていきましょう。よろしくお願いします。