学校日記

3月7日 朝会(オンライン)

公開日
2022/03/07
更新日
2022/03/07

校長メッセージ

3月7日 朝会(オンライン)

本年度最後の朝会です。本日共有したいのはこの2つです。

1 卒業生からのメッセージ
2 自分を見つめること

1 卒業生からのメッセージについて
はじめにお礼です。卒業式に向けての準備など、2年生・1年生の皆さんありがとうございました。3月3日、無事卒業式が実施でき、3年生の皆さんは、胸を張って卒業していきました。
卒業式前に、卒業する3年生に対して、学年でしおりをつくって贈ったり、心込めて式場準備や清掃に取り組んだりするなど、在校生である2年生1年生の皆さんの想いは、しっかり伝わったことと思います。本来であれば、式の当日晴れ晴れしい姿を一緒に見送りたかったのですが、コロナ禍でそれが叶いませんでした。在校生総代で式に参加し、送辞を述べてくれた2年生の○○さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。その送辞への返答、卒業生総代・□□さんからの答辞を抜粋して紹介します。

「…残念ながらここにいない在校生の皆さん。未熟な部分も多かった私たちを支えてくれてありがとう。みなさんはこれから坂下中学校をよりよく作り上げていく最高学年となります。この先楽しいことがある分、辛いことにも直面すると思います。そんな時は、1人で悩んだり抱え込んだりせず、周りにいる仲間を頼ってください。仲間となら1人で乗り越えられない困難も乗り越えられるはずです。より素敵な中学校生活を送り、坂下中学校の伝統を次へ受け継いでいってください」

在校生として、卒業生のメッセージをしっかり受け止めていきましょう。

2 自分を見つめることについて
卒業した3年生の皆さんは、卒業後も自分の進路・受検に向かい合っているところです。その卒業生の何人かと2月に面接の練習をしました。そこでは、一人一人の考えを聞くことができ、とても感心たことがあります。それはよく自分を見つめているというところです。
これまでも、坂中生の皆さんに、「自分をよく見つめましょう」と共有してきました。自分を見つめるとは何をすることでしょう。2年生の皆さんとは、昨年度もこのタイミングで共有しましたが、大事なことなので繰り返します。

いろいろな考え方はあると思いますが、私は、自分を見つめるとは、
「自分をよく知りそれを表現できる・説明できるようにすること、そして自分の目標をはっきりさせること」だと考えています。

自分を見つめる方法も様々あると思いますが、いよいよ本年度のまとめをする大きな節目・タイミングとして、次のように具体的にしてみましょう。こんな方法はどうでしょうか。
観点・視点
「4月に思い描いた自分の目標」
・達成できたのか、近づくことができたのか、まだまだだったのか
・それはなぜか、どこからそう評価するのか
・今後の目標を描く・書く・記す、話す(大きな目標・小さな目標)
「これから何をどうすのか」について、自分の中に留めず、見えるように確認できるようにしておくのです。つまりアウトプットするのが大切です。

大きな目標:夢や希望への道のりを知って、小さな目標と行動を積み重ねることについては、3学期スタートに共有しましたね。

自分を見つめ、自分が取り組んできたことが自分の自信につながったり、時には、弱い自分、だめな自分について実感することもあるかもしれません。でも、そんな自分にもちゃんと向き合うことが大切です。自分のありのままを受け入れることで、次の目標につながっていきます。大事な取組です。
是非、大きな節目を迎える前に、自分を見つめることについて、取り組んでみてください。

最後です。
「まとめと準備の3学期」の終盤、3週間弱となりました。自分を見つめること、そして、健康・安全第一で、1日1日、その時々を大事にしてみんなで笑顔で過ごしていきましょう。

以上でお話を終わります。