6月28日朝会(オンライン)
- 公開日
- 2021/06/28
- 更新日
- 2021/06/28
校長メッセージ
6月28日 朝会(オンライン)
坂中生の皆さん、おはようございます。
はじめに、あいさつでうれしいことについてです。
コロナ禍でなければ大きな声であいさつしたいところですが、それは控えるべきことなので、私は、屋外では手を挙げたり振るようにしています。登校途中にもよく見かける人もいると思います。坂中生の皆さんからの反応、つまりあいさつの仕方は様々です。
・マスク越しにはっきりした声であいさつしてくれる人
・近くすれ違いざまに、控えめな声で「おはようございます」といってくれる人
・笑顔でニコッと反応してくれる人
など、様々ですが、そのような中で、手を挙げてくれる人がいます。私としては、これが結構うれしい反応です。また、遠くでも、いや遠くだからこそ、わかるように手を振ってあいさつをしてくれる人もいて、うれしいですね。いつもありがとうございます。
あいさつは「返事ではない」とよく言われます。生徒会の皆さんが示してくれているこれですね。
あ 明るいアイコンタクト
い いつでも生き生きと
さ 先にさわやかに
つ 続けて伝わるように
これからも今できる方法・手段であいさつしていきましょう。
さて、本日が1学期最後の朝会です。皆さんと共有したいこと3つです。
1 1学期のまとめから次につなげる
2 TPC活用アンケートより
3 焦らず 健康安全第一で
1 「1学期のまとめから次につなげる」についてです。
「試して整える1学期」も残り3週間少々です。スライドのように、いいシーンが沢山ありましたが、それぞれ様々な試し・トライをしてくれたのではないかと想像しています。上手くいったこともあれば、失敗を繰り返して、その都度見直しをするなどのこともあったのではないでしょうか。いずれにしても、大事なのは、「自分でよく考え、判断し、行動をすること」です。そのために、様々な場面で、振り返りをしてきたのではないでしょうか。自分をよく見つめ、振り返りをしながら、その後の自分の目標を定め、何をするのか自分で決める。このことは、この6月の終わりから夏休み前までの1学期の残りのところで、しっかり取り組むかどうかで、その後の40日、さらに2学期からの日々に強く影響します。小さめの具体的な目標と、何をどれだけ(回数や量、質・レベル)行うのかという具体的な行動を明確にして過ごす40日と、なんとなく過ごす40日では大きな差が出ます。筋トレやダイエットなどの例からも2週間で変化が現れるのはよく知られたことですね。
坂中生の皆さんには、誰かに与えられたり、決められたことではなく、自分のために、目標や実行することを「自分で決めて」取り組んでほしいと願っています。でも、自分で考えて決めるのが、上手にできる人もいれば、どうやって考えたり、計画してよいのか、よくわからない人もいるかもしれません。でも、大丈夫です。まずは「選ぶ・選択する」ことからはじめてみましょう。2つや3つくらいのことの中から選択するのです。「選択する」でも「自分で決める」ということがとても大事なのではないでしょうか。
このことについては、教科やクラス、学年で取り組んでいくことになると思います。手を抜かず自分と向き合ってみてください。
2 TPC活用アンケートより
先日のアンケートへの協力、ありがとうございました。坂中生の皆さんの実態、考えや感想に触れ、とても多くのことを考えることができました。
回答結果のいくつかの部分を、皆さんと共有しましょう。詳しくは、グーグルフォームからも閲覧可能です。時間があるときにみんなの考えなどを見ておいてください。
(1) TPCを使った学習や活動は好き・楽しいかについては、9割以上の坂中生が とても楽しい・まあまあ好きと受け止めています。
その理由です。6割以上の坂中生が
1・図や写真などの資料が見やすいから
2・まわりの人たちの考えなどを(一度に)知ることができるから
3・自分のペースで学習できるから
としています。
一方で、全校で43名の人「あまり・全然楽しくない」の約半数の坂中生が
・操作が面倒だから
・目が疲れるから
・TPCを使わなくても学習・活動できるから
としています。操作がよくわからない、そもそもTPCが苦手 などの生徒もいます
目が疲れることについては、時間を区切ったり、休み時間には遠くを見てリフレッシュするなどの工夫もしてみてください。
(2) 好き・楽しい活用の場面については
・授業での活用がいい と 260名・7割以上が回答しています。
・朝や帰りのSLNの記入については、楽しさを感じていないという結果でしたSLNに取り組み意味や意義について、いろいろな場面で話し合ってみてください。
(3) TPCやアプリ操作の自己評価です。
・タイピング、文字入力
・文書の作成
・写真やカットを貼り付けたり加工したりする
について、自己評価が低い人がいます。アプリについては、グラフのような感じです。
(4) TPCやアプリ操作でもっと上手くなりたいことについては、8割以上の人が
・タイピング 文字入力
を上手くなりたいと考えています。タイピングは基本です。これがスムーズになると、格段と作業が楽になります。是非、継続的に練習してスキルアップしていきましょう。
(5) TPCを使ってもっとやってみたいこと等についてです。6割近くの坂中生が、
・meetを使ってのオンラインでの交流や話し合い
・チャットを使っての連絡や情報共有
など、大人と同じ便利な使い方をしたいと考えていることがわかりました。
また、持ち帰りについても希望が多くありました。徐々に取り組んで行く予定です。
(6) 自由記述です。
学年毎にまとめましたが、楽しく前向きな考えや感想が沢山ありました。一方で、後ろ向きな気持ちや感想もありました。いろいろな人の考えや感想に触れ、これからの活用について考えてみてください。
坂中でのTPC活用の大きな方向としては、次の2つです。
・楽しく活用する
・有効に活用する
きっとイメージは持ってもらえると思いますが、「楽しく活用する」とはどういうことなのか、「有効に活用する」とはどういうことなのか、については、みんなで考えて整えていきましょう。
3 「焦らず、健康安全第一で」についてです。
坂中生の3年生の中で、普段からとても悠然・泰然とした歩き方の3年生がいます。素晴らしいな、私のもあのように悠然と歩きたいなと思っているところです。
ところで、坂中生の皆さん、皆さんは、室内・廊下をどのように移動していますか?。ふつうは歩いていると思いますが。今日、共有したい健康・安全第一は、「焦らない、廊下を走らない」ということです。授業への移動もあるでしょう。でも、落ち着いて、焦らずに移動をしてください。
それでは、残りの1学期の日々も、試して整える・健康安全第一で有意義な日々としていきましょう。また、今週末から始まる夏の大会・発表会での坂中生の皆さんの活躍を期待しています。