学校日記

2月8日 オンラインによる朝会

公開日
2021/02/08
更新日
2021/02/08

校長メッセージ

2月8日 オンラインによる朝会

先ほど多くの表彰伝達がありました。それぞれの得意なこと・がんばりで表彰されることは、とても素晴らしいことです。坂中生のがんばり、とてもうれしく感じています。他の坂中生みんなの励みにもなりますね。

さて、2月2週目になりました。そろそろ学年末ですね。それぞれの学年、学級などでの授業の様子・活動の様子は、とても安定してきてますね。もう、ずっと繰り返して授業の進め方・活動の仕方がわかってきているから、言われなくても自分たちでできることがそのような様子に表れているのだと思います。この調子で続けていきましょう。

本年度最後の朝会です。本日は2つ共有しましょう。
1 緊急事態宣言中のコロナ対応
2 自分を見つめる

1 緊急事態宣言中のコロナ対応
コロナへの対応、お疲れさまです。よく頑張っていますね。ありがとうございます。緊急事態宣言が継続され、依然、コロナ禍から抜け出せない状況ですが、これまでどおりの対応をしていきましょう。つまり「自分を守る、まわりも守る」判断と行動です。「いったいいつまで?」という気持ちにもなりますが、あきらめらた負けです。ねばり強く、新しい日常・学校生活の中で、「マスクの着用」「手洗い・消毒」「換気」「三密をさける」などを徹底していくしかありません。ぱんぱんに気持ちを張り詰めている必要はありません。ストレスで免疫力が落ちてしまいます。だから特別なことは必要ありません。当たり前のことをやり抜いていく、「凡事徹底」です。「私はいいやー」「自分だけは大丈夫」のような、ちょっとした心のスキ・油断した行動が、大きな負担になって返ってきたり、取り返しのつかないことにつながることもあります。みんなでこの状況を乗り越えていきましょう。

2 自分を見つめることについて
3年生の皆さんは、それぞれの進路について、まさに真っ最中ですね。何人もの3年生が既に本番を迎え、また多くの人がこれからも同じように本番に臨んでいきます。そして学年全体で卒業につなげていくタイミングですね。
先日、何人かの3年生一人一人と、面接の練習でそれぞれの考えを聞くことができました。とても感心したことがあります。それはよく自分を見つめているというところです。さすが3年生です。
これまでも、坂中生の皆さんに、「自分をよく見つめましょう」と話してきましたが、では、自分を見つめるとは何をすることでしょう。
いろいろな考え方はあると思いますが、私は、自分を見つめるとは、

「自分をよく知りそれを表現できる・説明できるようにすること、そして自分の目標をはっきりさせること」だと考えています。

自分を見つめる方法も様々あると思いますが、こんな方法はどうでしょうか。 
・「いつ」
・「何を何で」
・「どのように」
・「そして、どうするのか」
で考えてみるという方法で、次のように具体的にしてみてはどうでしょうか。
・「いつ」毎日、1週間、ひと月、大きな節目
・「何を何で」目標を観点に、行動・実行したこと、頑張っているところ・無理しているところ(それはどうしてなのか)
・「どのように」考える、書く・記す、話す、続ける・比べる
・「そして、どうするのか」次の目標(小さな目標・大きな目標)
(大きな目標:夢や希望への道のりを知って、小さな目標と行動を積み重ねることについては、3学期スタートに共有しましたね)

このようなことが繰り返されることで、さらに深く自分を見つめることができるようになり、日ごろから当たり前のこととして取り組んでいる、勉強や活動・行動について、学ぶことや、活動・行動する意味や理由などをはっきりさせることにつながったり、自分のまわりとのつながりを見つめ、そのかかわり方を考えることにつながったりするのではないかと考えています。
時には、弱い自分、だめな自分について実感するときもあると思います。でも、そんな自分にもちゃんと向き合うことが大切です。自分のありのままを受け入れることで、次の目標につながっていきます。大事な取組です。
3年生の皆さんも、この機会にあらためて、そして、2年生・1年生の皆さんも、2月のこの時期、大きな節目を迎える前に、自分を見つめることについて、取り組んでみてください。

「まとめと準備の3学期」も後半に入ります。格別3年生の卒業までは残り3週間余り、2年生・1年生も1か月半となりました。健康・安全第一で、1日1日、その時々を大事にしてみんなで笑顔で過ごしていきましょう。