YANAレポート 第3号 マラウイにて
- 公開日
- 2007/07/06
- 更新日
- 2007/07/06
yanaレポート
青年海外協力隊として、アフリカのマラウイに到着して2週間たった梁先生から、便りが届きました。現在は、首都で現地語の研修などをしているそうです。
東部中学校のみなさん、ムリヴァンジ?(マラウイの現地語、チェワ語で「お元気ですか?」という意味)YANAは元気です。6月18日に日本をたち、香港・南アフリカを経由してマラウイにやってきました。日本からマラウイまでは1日半くらい飛行機に乗ります。遠いですね。
さて、みなさん、アフリカと言われてどんな景色を想像しますか?茶色い大地にどこまでも生えている草。まばらに生えている木。そして広い空。ではないでしょうか?僕がマラウイで最初に見た景色はまさにそれでした。建物はほとんど見えず、土は茶色く、草原に木がまばらに生えていました。自然が本当に綺麗です。見たことない植物がたくさんあります。星もとても綺麗で、日本では見れない南十字星が毎晩見れます。
アフリカと言えば「暑い」イメージですよね。暑い時期はやってきます。しかし、マラウイの6月・7月はちょうど乾燥していて寒い時期です。日中はたいてい晴れているので暑くなりますが、朝と夜は寒く、セーターを着ています。日本の11月くらいの寒さでしょうか。
マラウイに来て約2週間ですが、先週は首都(リロングウェ)で現地の言葉(チェワ語)を勉強しました。全く知らない言葉を0から学ぶのはとても大変です。さらにチェワ語を学ぶときの説明はすべて英語です。もう普通に授業を受けていますが、よく考えると、英語で授業を受けるなんて不思議な感覚です。
リロングウェはマラウイの首都といっても、東京のような大きな街を想像しないでください。銀行やスーパーがありますが、大きなビルはほとんどありません。もちろんコンビニなんてありません。セブンイレブンがあると聞いて行ってみましたが、日本のセブンイレブンのような店ではなく…
道も整備されているところはありますが、ところどころ穴が開いていたりします。電気も不安定で、よく停電します。スーパーより青空市場のようなマーケットのほうが物が安く手に入ります。ただ、ハエが多く飛んでいるので、衛生面で言うと非常に悪いです。
さて、まだマラウイに来て間もないので、わからないことだらけですが、これから体験していくことをできるだけ皆さんにお伝えして行きたいと思います。
では、また。チオナナンソ(チェワ語で「See you!」という意味)!
写真は、教育実習の様子(僕が授業をしているところ)僕が赴任するチテゼという町(村?)の入口の写真とチテゼの子どもたちの写真です。