生活だより から
- 公開日
- 2006/11/01
- 更新日
- 2006/11/01
学校行事・生活
みんなが仲良く
悲しいいじめのニュースがありましたね。今日はお友だち関係の話です。
いじめは悪いことです。それはみんな知っているでしょう。それでも人をからかう、人の嫌がることをする…。トラブルは起きています。「みんなが仲良くする」ということは、私たちにとって難しいことなのでしょうか。
野生動物は、自分が生き残るために、他より力が強いことが大切です。しかし、人間は他の動物より進化し、より良く生きるために協力し合う社会をつくっています。人間はそれぞれが立派な才能をもって、役割をもって、助け合って暮らしています。人間の社会は弱肉強食ではいけません。
人は自分と違います。性格も、考えも、好みも、感じ方も…。ですから、人に「自分と同じになれ」というのは無理です。もちろん、人が自分と違うからといって、責めることはできません。友だちというのは、その違うところを認め合い、乗り越え、何かに共感できるから価値があり、大切なものなのです。体育大会の大縄とびや合唱大会、部活動などチームワークの難しさを感じますがその分やりがいがあって楽しいですね。これも同じことです。
人をからかって楽しいですか。自分の不満や不安を人にぶつけていいのですか。それは自分が弱く未熟な証拠です。自分をコントロールできるようになりましょう。何が大切なのかを理解しましょう。いじめてもかまわない人などいません。誰もが自分の人生では自分が主役なのです。誰もが大切な一人なのです。
今、苦しい思いをしている人。つらい思いをしている人はいませんか。あなたを心配し支えてくれる人は必ず近くにいます。友だち、親、先生…、学校にはカウンセラーの先生もいます。他にも春日井市や愛知県、警察などに電話やメールでの相談窓口があります。一人で悩んでいないで一度相談をしてみてください。
(11月生活だよりは、右の配布文書コーナーにも入っています。)