久しぶりの全校集会
- 公開日
- 2008/02/04
- 更新日
- 2008/02/04
学校行事・生活
本日2月4日(月)、久しぶりの全校集会を行いました。表彰伝達を行った後、学校長から次のようなお話がありました。
<2月4日 集会の話>
昨日は節分、冬から春への季節の分かれ目でした。そして、今日が立春、暦の上では春になりました。しかしながら一年のうちでもっとも寒い時期でもあります。寒さに負けずに頑張っていきましょう。
世界ランキング4位にもなったプロテニスプレーヤーの伊達公子さんの話です。「小学校と中学校の頃は、民間のテニスクラブでアットホームな雰囲気で楽しく伸び伸びとテニスをしていた。ところが、高校では、厳しく激しい練習の毎日。練習時間も長く、自分の意思とは関係なくやらされるという感じで反発も覚えた。毎日の長距離ランニングも苦痛でした。寮生活も気ままなものではなく、怖い監督の下に厳しく管理されていた。
そのような中で、テニスを頑張り、やり通す事ができたのは、この学校を自分自身で選んだからだと思います。すなわち、全国有数のテニスの名門校であるこの学校に、自分の意志で本当に行きたい。自分で選んだ学校で、テニスをするためにこの学校に入学したからには、自分自身に絶対に負けたくなかった。自分に負けないためにも、自分で決めたことはやり遂げようという気持ちがあったからです。」
こうした内容の伊達さんの話は、皆さんにとっても大切なことだと思います。「自分で決めたことはやり遂げよう」という気持ちを強く持つことは、何事についても大事なことです。誰かに決めてもらって、面白くなかったから誰かの責任にしてしまうってのは駄目だ。自分が成し遂げられなかったことを人の所為にするんじゃない。自分の言動には、責任を持て。自分で言葉にしたことや決めたことは、自分の力で最後までやり通せ。
3年生にとって今は、自分の進路が決まってくる大事なときです。確かに苦しいときです。しかし、それを乗り越えられるのは自分の力でしかないのです。自分に負けずに、自分で決めたことをやり遂げよう。
1,2年生にとっても学習や部活で頑張ろうと決めたことや目標があると思います。人の所為にしないで、自分の力で自分の決めたことをやり遂げていこう。何事も簡単にはやり遂げられないものです。