学校日記

2月4日新入生説明会

公開日
2008/02/04
更新日
2008/02/04

学校行事・生活

 本日2月4日(月)午後に新入生説明会を行いました。多数ご参加頂きまして、ありがとうございました。欠席された方については、小学校を通じて資料を配付します。なお、ご質問等はいつでも中学校の方へよろしくお願いします。
 また、東部中校区外の小学校からこちらの校区へ転居される予定の方は、早めに東部中まで直接ご連絡下さい。

 以下は、入学説明会での学校長の話です。
 今日は立春ということで、暦の上では春になったのですがまだまだ寒さが厳しい日が続いています。しかし、日差しは春めいてきて中庭にある梅の木のつぼみも膨らんで開花しそうになっており、一歩一歩確実に春が近づいているようです。小学校の卒業式までもう1ヶ月半あまりになり、4月4日の中学校の入学式を希望に胸を膨らませて心待ちにしていることかと存じます。
 本校が校訓として開校以来掲げていますのが「最善を尽くせ」であります。この校訓のもと、3年間、友達や先輩、先生方と体を鍛えたり、趣味の分野を鍛えることで、がんばる力や我慢する力、努力する力、チームワークなどが養われると同時に、各々の個性や能力もぐんぐん伸びて花開きます。みんなと共に自分を向上させたいと思うようになるので、学力も大いにアップすることになります。楽しみです。
 中学校での3年間は、人間の一生の中で、心身の発達が一番盛んな時期です。身長や体重の伸びも大きく、見違えるように大きくなりぐーんと大人っぽくなります。小学校時代に勉強が思うように伸びなかった人、スポーツが不得意だった人も中学校に入ってぐんぐん伸びる人がたくさんいます。それは、中学校での学習と同時に、部活動での訓練によるものが大きいと思います。そして、自分で決めたことはやり遂げようとする態度、すなわち自主自律の力が身についてくるからでしょう。子どもから大人へと精神面での大きな成長が見られるときです。小学校の時には、誰かが注意してやらないとできない子が自分でやれるようになっていくことを期待して見守っていただきたいものです。
 さて、今年度、本校は創立60年目を迎えました。この節目の年に当たり、築き上げられてきた伝統と校風を守りつつ、更なる発展を目指して、新たな東部中学校を築いていこうと職員、生徒一同で頑張っております。
 今、学校には21世紀を担う子供たちに「生きる力」を育む特色ある学校づくりを進めていくことが使命として課せられています。そのために、子どもたちの実態をよく知り、地域と一体となり、地域を含めた総合的な教育力の向上を目指してきております。子どもたち一人ひとりの豊かな個性を伸ばし、創造性あふれる人間に育てることを課題として、体験活動を重視し、奉仕活動、ボランティア活動を積極的に自主的に取り組ませております。具体的に実践してきている本校の特色ある学校づくりについてはこのあと教務主任が説明をしますので省きますが、生き方を学ぶ姿勢を大切にし、夢や希望をもって努力する態度を育成してきています。
 こうしたことは、身長や体重が大きく伸びるといった目に見えるような変化ではありませんが、着実に一人一人の生きる力を育んできていると捉えております。それも、保護者の皆様はもちろん、地域の皆様のご理解とご支援があったからだと思います。今後ともよろしくお願いします。職員一同、お子様方のご入学を心待ちにしております。どうぞ安心してご入学の日をお迎えください。