8月14日 札幌農学校の開校式
- 公開日
- 2013/08/14
- 更新日
- 2013/08/14
お知らせ
1876(明治9)年8月14日、札幌学校を札幌農学校と名前を改め、開校式を行いました。この学校の校長先生の名前は知らなくても、教頭先生の名前はきっと耳にしたことがあると思います。
校長先生は調所広丈(ちょうしょ ひろたけ)、教頭先生はアメリカのマサチューセッツ農科大学から招かれたウィリアム・スミス・クラーク先生でした。クラーク先生は、わずか8か月という短い滞在期間でしたが、科学や道徳などの面で学生たちに大きな影響を与えました。
“少年よ 大志を抱け!(Boys, be ambitious!)”という有名な言葉が残っています。この言葉には続きがあります。
クラーク先生の言葉
少年よ、大志を抱け!
それは金銭に対してでも、
自己の利益に対してでもなく、
また、世の人間が名声と呼ぶ
あのむなしいものに対してでもない。
人間が人間として備えていなければならぬ、
あらゆることをなし遂げるため、
少年よ、大志を抱け。
(画像はウィキペディアよりお借りしました)