8月12日 航空安全の日
- 公開日
- 2013/08/12
- 更新日
- 2013/08/12
お知らせ
1985(昭和60)年8月12日午後6時56分、乗員・乗客524人を乗せた日本航空123便のジャンボジェット機が、群馬県御巣鷹山(おすたかやま)に墜落しました。奇跡的に4人の生存者がいましたが、単独機の事故として世界でも最悪の事故となってしまいました。
この事故を永遠に忘れず、二度と同じような事故が起きないように(起こさないように)8月12日を「航空安全の日」としました。
毎年この日にあわせて、ご遺族や関係者が御巣鷹山に登り、亡くなった方たちの慰霊をしています。事故から28年目の今日も多くの人が山頂を目指します。昨夜は、灯籠流しが行われました。
100パーセント「安全」なものはないのに、絶対安全だと信じてしまっているものがあります。自分の身に危険がおよぶことをいつも考えながら、人は生きていません。「歴史は繰り返す」と言います。過去のできごとを教訓とし、今後のこころの備えとしていかなくてはなりません。
この飛行機に乗っていて、こころざし半ばで人生を終えてしまった人がたくさんいます。その一人、歌手の坂本九(さかもと きゅう)さんの歌から・・・。
上を向いて 歩こう
なみだが こぼれないように
泣きながら 歩く
ひとりぽっちの夜
(画像は、産経新聞とウィキペディアからお借りしました)