学校日記

12月17日第3時限目

公開日
2012/12/17
更新日
2012/12/17

授業研究・研究発表会

3年算数 分数
はした部分を表すのに分数を用いることに関心をもち、進んで学習しながら、単位分数の何個分の考え方を基に、分数の大きさの表し方を考えたり、分数の大小の判断や、分母が同じ分数の加減計算をできるようにする学習です。そして、分数の表記、数としての分数、連続量としての分数などの意味を理解していきます。

本時は、「学びをいかそう・やってみよう」として、テープ(新聞紙)で分数ものさしをつくり、いろいいろな場所の長さを測ってみる授業です。

はじめに、1/4mの分数のものさしをつくります。
1 1mを半分に折る
2 また半分に折る
3 それを広げると1/4m、2/4m、3/4mの折れ目があるものさしができます。

それを使って、教科書やノート、下敷きや机など身近なものを図りました。
教科書はだいたい1/4m 担任の先生の腕の長さは、3/4mとわかりました。

でも、机はこのものさしでははみ出したり、足りなかったりしてうまく測ることができません。
そこで、1/7mのものさしを作ります。
しかし、単純に1mの紙を折るだけではできません。
作り方の工夫として、床の板の目を使います。
板の目7つをつかって印をつければ、1/7mのものさしができあがります。
できあがったものさしで、身近なものを分数で表しながら測りました。

授業者と子どもたちの言葉のやりとりで
「では、1/4mものさしは、机の上に1/4mに折りたたんで置いておきましょう」
の指示で、どうすればよいのかが、みんなよく分かっていました。

子どもたちにとって、作業をしながらの実感や、分数で長さを表すことに自然となれることが、これまでの学習してきたことが生活に中で活かされるという観点からとても大事なことになっています。