台風の動きが気になるところですが、今夜のお月様は「スーパームーン」と呼ばれる月です。２０１４年に見る満月の中で、最も大きい月なのです。

　地球と月の距離は一定ではありません。地球の周りを回る月の軌道は、まん丸の円ではなくて、長細い楕円形をしています。今夜の月は、地球に最も近づくので、一番大きく見えることになります。
　一番近づく時刻は１１日午前２時４３分で、地球からの距離は約３５万７０００キロメートルです。人間の目には満月に見えますが、本当の満月になるのは３時９分だそうです。
　一番大きく見えるスーパームーンと一番小さく見えるマイクロムーンを比較した写真です。月の見かけの大きさは違うんですね。感じていた人はいましたか？国立天文台のホームページよりお借りしました。