６月に入ってから、保健体育で体の発育と発達の学習がはじまりました。４年生は、思春期の入り口で体も心も変化しはじめる時期です。正しい知識を身に付け、安心して自分の成長を受け入れられるよう学んでいます。

　26日には、養護教諭に「思春期にあらわれる体の中の変化」について教えていただきました。命のもとの「卵子や精子」、これから自分に起こる成長の証の「初経」や「精通」について学びました。初めて出会う難しい言葉や仕組みに四苦八苦しながらも、子ども達は真剣に学んでいました。

　どの時間にも成長に伴う心や体の変化には、個人差があることを伝えています。人と比べるのではなく、自分の成長を喜んで受け入れられるようになってほしいと思いながら指導しています。

　4年生のうち初経や精通を迎える子もいるでしょう。戸惑いや恥ずかしい不安、様々な感情が湧き上がってくると思います。学校では、担任や養護教諭が相談に乗りますが、子ども達が一番頼りにしているのは、やはり、おうちの方だと思います。折に触れ、これから起こる変化について少しずつ体験談を入れながら話していただけると「なんだ、みんな経験することなんだ。こわくないんだ。」と安心できると思います。学校とご家庭が協力して、子ども達の安心して話せる場を作っていけたらと思います。