今日の給食は、『高野豆腐(こうやとうふ)の卵とじ』
- 公開日
- 2013/03/11
- 更新日
- 2013/03/11
学校の窓
3月11日(月)、今日の給食献立は、「ごはん・牛乳・『高野豆腐の卵とじ』・小あじの南蛮漬け・でこぽん・昆布の佃煮」でした。
豆腐は、そのままでは長く日もちがしません。しかし、高野豆腐は昔の人の知恵で、豆腐をこおらせて、かんそうさせるので、長い間保存ができます。高野豆腐は、和歌山県の高野山(こうやさん)にちなんだ関西地方の呼び名、正式には「こおり豆腐」と呼びます。高野豆腐、こおり豆腐、しみ豆腐、また一夜こおりなど、それぞれ地域により様々な呼び名があります。高野豆腐の始まりは、およそ800年前の鎌倉(かまくら)時代です。ある寒い日に豆腐を買ってきた高野山のお寺の小僧(こぞう)さんが、豆腐を家の外に置き忘れてしまいました。次の日の朝、気がつくと豆腐はこおってカチコチになっていました。もったいないので、豆腐をとかそうと天日(てんぴ)に干したところ、ぐうぜんにも「高野豆腐」ができあがったそうです。