学校日記

『 学校給食週間 』

公開日
2013/01/25
更新日
2013/01/25

学校の窓

 給食は今から120年ほど前に、山形県鶴岡市の忠愛小学校で、お弁当を持ってこられない貧しい子どもたちに昼ごはんを出したのが始まりです。
 ところが、今から70年ほど前に、戦争が始まり、食べ物が少なくなり、給食を作ることができなくなりました。一日にひと口も食べ物を口にすることができない子どもがたくさんいたといいます。
 戦争が終わっても日本はまだ貧しく、大人も子どももたくさんの人が栄養不足でした。アメリカなどのいろいろな国から「小麦粉」や、「缶詰め」、「だっし粉乳」を無料でいただき、ようやく学校給食が再開されました。その後、全国へと学校給食が広まり、今ではほとんどの子どもたちが給食を食べています。
 学校給食の再開を記念して、1月24日から1週間が「学校給食週間」と決められました。今日は、学校給食の始まりとなった、食事と同じ献立です。毎日の食事に感謝していただきたいものです。今日の給食は、「みそしる・さけの塩焼き・あおなの漬け物」でした。