池は完全に凍っていました。たいへん寒い朝ですが、１年間のまとめの３学期がスタートし、学校に元気な声が戻ってきました。始業式では、次のようなことを話しました。『あけましておめでとうございます。昨年と同じように、今年も元旦にも雪が降り、たいへん寒い中で平成23年がスタートしました。でも、その後は、おだやかなお正月でしたね。いい冬休み・お正月をすごすことができましたか。
　今年は、卯年。うさぎのように、ピョンピョンと飛躍する年にしたいですね。さて、今年は、どんなことがある年でしょうか。大きなイベントなどはないようですが、私たちにとって、一番大きなことは、7月にアナログTV放送が終了して、デジタル化、地デジになることですね。学校のテレビは、すべてではありませんが、すでに準備がしてあります。授業で困ることはありません。
　ところで、２学期の終業式の時に２つ宿題を出しましたね。１つめだけ聞きます。「できた」という人は、静かに手を挙げましょう。「家族の一員として、しっかり手伝いをしよう」でした。どうですか？（たいへん多くの手が上がりました。）
　さて、「一年の計は元旦にあり」と昔から言われていますね。それぞれみなさんは、どんな年を創りたい、と思いましたか？ きっと、「目標やがんばること」を家族と話したことでしょう。
　「目標・がんばること」をしっかり持って、それに向かって努力をすることで、いろいろなことができるようになります。私たちは、いろいろな才能を持っていますが、この「努力をする力」が一番大切なものだと思います。ただ、努力をしても必ずうまくいくとは限りません。しかし、努力をしないで、うまくいくことは絶対にありません。
　さらに、みなさんには仲間がいっぱいいます。自分だけ努力するのではありません。前のサッカー日本代表の岡田監督も言っています。「ひとりひとりの力は小さいかもしれないが、１＋１を３にするようなチーム。その中に私も入っている。」みんなが小さな努力をすれば、全体では大きなものにつながります。さあ、次の学年に向けて、今学期もみんなで協力して、小さな努力を積み重ねてがんばっていきましょう。
　最後に、３学期は、それぞれの学年のまとめをする大切な学期です。学校に来る日は、「52日」しかありません。６年は「49日」です。やはり、大切にしたいのは、１学期始業式にお話した「いのち・こころ・みらい」のこと。４つありましたね。もう一度確認します。「元気なからだ」「進んで元気にあいさつ」「いいとこみつけ」「自分でできることを増やそう」でしたね。みんなのがんばりを楽しみにしています。』