学校日記

1学期終業式 その1

公開日
2010/07/20
更新日
2010/07/20

学校のできごと

 20日(火)は、1学期終業式。17日(土)に梅雨明けをして、夏がやってきました。昨年とちがって、暑い1学期終業式となりました。終業式では、次のような話をしました。その後、1学期にがんばったことの報告として、3年から総合学習や理科・社会・音楽でのリコーダー学習などの報告が、6年からは、総合学習での取り組み(前にお伝えした実物大の東大寺の大仏づくり)についての報告がありました。最後に、元気に校歌を歌って、終業式は終わりました。
『おはようございます。あっという間に約100日が過ぎ、今日で1学期は終わりです。どんなことができるようになりましたか?
 最初は、振り返りです。4つの質問をします。「そうだな」と思う人は、静かに、そしてしっかり手を挙げてください。
 まず、この1学期にがんばったことを思い出してください。最初の質問です。「がんばったことをきちんと思い出すことができた人。」
 始業式に「いのち・こころ・みらい」の3つの言葉にあわせて、4つ約束しましたね。「いのち」は、「元気なからだを作りましょう」。「こころ」は「自分から進んであいさつ」「いいとこみつけ」の2つでした。「みらい」は、「自分できることを増やそう」だったね。2つめの質問です。「自分から進んであいさつができた」という人。3つめの質問です。「友だちのいいところをいっぱい見つけることができた」という人。最後の4つめの質問です。「楽しい1学期で、あっという間に終わってしまったな。短く感じた。」という人。
 多くの人が手を挙げることができたというのは、それだけよくがんばり、成長できた1学期だったということです。今日は自分で考えるだけでなく、お家の人と一緒に、この後に渡される「あゆみ」を見ながら、いろいろなことを振り返る日です。しっかり振り返ると、これからやるべきことがわかってくると思います。そんなことがわかったら、明日の夏休みの最初の日からがんばることです。
 さて、この100日間いろいろなことがありましたね。、私が元気をもらったできごとは「ワールドカップ」「はやぶさ」のことです。日本チーム、サムライJAPANよくがんばったね。ひとりひとりの力は、強い国にかなわなくても、みんなの力が合わさってすばらしいチームになり、大きな力を出しました。試合に出ていない選手・スタッフを含めて、お互いが信じ合ってみんなで戦う姿勢がよくわかりました。これがチームワークです。この姿に多くの人が感動しました。
 「はやぶさ」は、7年間60億キロという旅を終えで地球に帰ってきました。この帰還の様子に感動しました。ロケットエンジンがこわれたり、どこへ行ったかわからなくなったりたいへんでした。しかし、こちらもいっしょです。科学者のみなさんのチームワーク
で、すべて乗り越えて無事戻すことができました。私たち日本人のすばらしさを感じた2つのできごと。自信を持って同じようにがんばっていきたいものですね。
 最後にお話ししたいことは、「健康で安全な夏休みを過ごそう」です。夏休みには、いつもはできないことに、たとえば、本をいっぱい読んだり、何か作品を作ったり、博物館・美術館・科学館へ行ってみたりしてほしいです。でも、そのためには健康でないといけないですね。また、「自分の命は自分で守る」です。どんなことが危なくて、どうすると安全なのか、その場でよく考えて行動することです。交通安全、飛び出しは絶対だめですね。自転車の乗り方はどうですか?
 また、外で遊ぶときは、みんなと一緒に。何かあったときは、大きな声を出して、近くの店や家に助けを求めて、すぐに110番です。学校では、耐震工事が行われています。工事をしているところには、近寄らないでください。
 さあ、どんな夏休みを創ることができるかな。よい夏休みを!大きく成長したみなさんと出校日や9月1日に元気に会えることを楽しみにしています。』