学校日記

3月17日 今日の給食は、『せきはん・えびフライ』

公開日
2016/03/17
更新日
2016/03/17

学校の窓

 3月17日(木)、今日の給食献立は、「せきはん・牛乳・沢煮わん・えびフライ・ボイル野菜・卓上ごま塩・卓上ソース・お祝いケーキ」でした。
 今日の給食は、卒業をお祝いして「赤飯(せきはん)」でした。日本では、お祝いの時に、赤飯(せきはん)を配ったり食べたりする習慣があります。昔の人は、「赤い色」に悪いことを追いはらう力があると信じていました。また、米を特別な食べ物と考えていたので、赤い米を蒸して神様にお供えする風習がありました。ふつうに炊くだけで赤くなる赤米(あかまい)は、江戸時代まで作られていましたが、もっとおいしい米が作られるようになり、だんだん姿を消していきました。しかし、赤い色のごはんを食べる習慣は残ったため、白い米に「小豆(あずき)」や「ささげ」などで赤い色をつける、現在の赤飯になりました。全国各地にはいろいろな赤飯があり、ピーナッツや甘納豆(あまなっとう)を使ったり、甘い味つけにしたり、また「ごま塩」でなく「ごまさとう」をかける地方もあります。
 今日の給食は、おめでたい日に食べる赤飯のほか、名古屋で有名な「えびフライ」、そしてお祝いの気持ちをこめた「ケーキ」でした。エビフライは「名古屋名物」のひとつです。エビは、長いひげや、背中が少し曲がっていることから、長寿を祝う、めでたい食べものとして、お祝いの時に食べられます。
 6年生のみなさん、6年間を振り返りながら、このクラスで食べる最後の給食を味わって食べましたか。1年生から5年生のみなさんは、お世話になった6年生に感謝しながら食べましたか。