3月10日 今日の給食は、『さわらの照り焼き・キャベツと菜花のアーモンドあえ』
- 公開日
- 2016/03/10
- 更新日
- 2016/03/10
学校の窓
3月10日(木)、今日の給食献立は、「たきこみごはん・牛乳・さわらの照り焼き・キャベツと菜花のアーモンドあえ・ぶどうゼリー」でした。
さわらは、漢字では「鰆(さわら)」と書きます。春が旬と思われがちですが、広い海を泳ぎまわっている魚のため、沿岸を通りかかる時期が旬(しゅん)になります。そのために関西では春、関東では秋から冬が旬となります。さわらは、大きくなるにつれて呼び名が変わる「出世魚(しゅっせうお)」です。50cmくらいのものを「さごし」、それよりも大きなものを「さわら」と呼びます。白身でやわらかく、くせのない魚です。
菜花(なばな)は、春の訪れを感じさせる食べ物です。野菜の花という意味から菜花と呼ばれるようになりました。菜花は、春になると小さな黄色い花をさかせます。花がさく前の若くてやわらかい「花のつぼみ」や、「くき」、「葉」を食べます。冬の寒さにたえ、栄養をたくわえながら育った菜花には、骨や歯を強くするカルシウムやかぜを予防してくれるビタミンCが含まれています。わたしたちが住む愛知県や、となりの三重県でたくさん作られています。今日は、「キャベツと菜花のアーモンドあえ」でした。菜花はほんのり苦(にが)くて、やさしい春の味がしました。