今週は、「全国学校給食週間」です。
- 公開日
- 2015/01/29
- 更新日
- 2015/01/29
学校の窓
1月29日(木)、今日の給食の献立は、「麦ごはん・牛乳・みそ汁・さけの塩焼き・野沢菜漬」でした。
今から126年前に山形県鶴岡市の小学校で、お弁当を持ってこられない、まずしい家庭の子どもたちのために昼ごはんを出したのが、日本の学校給食のはじまりです。その後、戦争により一時中断されましたが、戦後、食べ物がなく、児童の栄養状態がどんどん悪くなり、給食を実施する必要が出てきました。そこで、ユニセフから日本の子どもたちのために小麦粉や脱脂粉乳(だっしふんにゅう)が送られ、昭和21年(1946年)12月24日からふたたび給食がはじまりました。この日を「学校給食感謝の日」としましたが、学校の冬休みと重なるため、1か月後の1月24日から30日までの1週間を「全国学校給食週間」とすることになりました。
今週は、126年前の献立を再現した料理や愛知県の三河地域でお正月に食べられている郷土料理である三河雑煮(みかわぞうに)などが出ました。給食に関わる人々の思いを知り、食べ物の大切さを感じ、感謝の気持ちをもっていただきましょう。