年末になりました。
- 公開日
- 2014/12/29
- 更新日
- 2014/12/29
学校の窓
御用納めも終わり、ふるさとに帰る帰省のため鉄道や高速道路の混雑が報道されるようになりました。新年を迎える準備も、始まっていると思います。
現在でも私達の生活の中に残る年末行事の風習の中で、全国的に見られる最も一般的なものと言えば、やっぱり『大掃除(おおそうじ)』ではないでしょうか。新しい年をきれいな環境で気持ちよく迎えることができるように、日本の家庭や会社では、大晦日(おおみそか)までに大掃除が行われます。この年末の大掃除は、毎年6月の終わりと年末の年に2度行われていた、「大祓い(おおはらい)」と呼ばれる風習に由来するものだそうです。6月の終わりに行われていたものは「夏越しの大祓い(なつこしのおおはらい)」と呼ばれ、1月からの6か月の間にたまった穢れ(けがれ)を祓い(はらい)きよめるために行われたと考えられています。一方、年末に行われたものは「年越しの大祓い(としこしのおおはらい)」と呼ばれ、残りの半年間の穢れ(けがれ)を祓い(はらい)浄める(きよめる)ためのものだった、と言われています。みなさんも、勉強机や自分の持ち物を片付け、家族といっしょに大掃除に取り組んでください。