学校日記

10月23日 今日の給食は、『梨(なし)』

公開日
2014/10/23
更新日
2014/10/23

学校の窓

 10月23日(木)、今日の給食献立は、「スライスパン・牛乳・野菜スープ・シェフのロースハムステーキ・きのこソース・『梨(なし)』・ホイップマーガリン」でした。
 梨(なし)は、日本でとても古くから作られており、1800年前の弥生時代の頃から食べられていました。江戸時代には、100種類も作られていました。明治時代になると、あまくて、やわらかい種類が発見され、作られるようになりました。梨は、皮の色から赤梨と青梨に分けられます。50年くらい前までは赤梨の代表的な種類の「長十郎(ちょうじゅうろう)」が多く出回っていたのですが、現在はそれよりも甘く水分の多い「幸水(こうすい)」「豊水(ほうすい)」「新水(しんすい)」など新しい種類が作られています。青梨の代表的なものは「二十世紀(にじゅうせいき)」です。梨は、4月ごろになると、桜に似た白い花をさかせます。その後、実がなり、夏から秋にかけて収穫をします。皮のざらざらが少なくなってきたら食べごろです。梨は、食べたときの「しゃりしゃり」とした歯ざわりと、みずみずしさからわかるように、水分がいっぱいのくだものです。なしには、疲れをとってくれる栄養や、おなかの調子を整えてくれる栄養があります。