学校日記

10月17日 今日の給食は、『ハタハタのフライ』

公開日
2014/10/17
更新日
2014/10/17

学校の窓

 10月17日(金)、今日の給食献立は、「くりごはん・牛乳・『ハタハタフライ』・白菜のあえもの・アセロラゼリー・卓上ソース」でした。
 ハタハタの体の長さは20cmくらいで、細長い形をした白身の魚です。身はよくしまっていて、ウロコはありません。昼間は海の底の砂にもぐり、目や背びれだけを出してかくれていますが、夜になると元気に泳ぎ回ります。冬の寒さがきびしい秋田県では、雪がふる前に、よくカミナリが鳴ります。そのころハタハタは、たまごを産むために海岸近くに集まってくるので、「カミナリ魚」とも呼ばれています。また、カミナリがなることを昔の言葉で「はたたく」と言い、カミナリがなる「ゴロゴロ」の音から「ハタハタ」と言われたという説があります。
 ハタハタは、秋田県の名産として知られ、また秋田県の魚にもなっています。11月から12月ごろ、秋田県男鹿市(おがし)の浜は一年でいちばんにぎやかになり、漁港は水揚げされたハタハタでいっぱいになります。ハタハタは、煮たり焼いたりするほか、干物やみそ漬けなどにもされます。「しょっつる」と言われるしょうゆのような調味料もハタハタから作られます。今日のフライは、春日井市の交流都市である、秋田県男鹿市の海でとれたハタハタです。