9月17日 今日の給食は『けいちゃん』
- 公開日
- 2014/09/18
- 更新日
- 2014/09/18
学校の窓
9月17日(水)、今日の給食献立は、「麦ごはん・牛乳・沢煮わん・『けいちゃん』・ミニトマト」でした。
『けいちゃん』は、岐阜県の郷土料理の一つで、にわとりの肉を使ってつくります。もともとは、下呂市、高山市、中津川市、郡上市の家庭料理です。60年くらい前から食べられていて、その後、地元の肉屋さんや食べ物屋さんがおいしいレシピを作ったといわれています。昔、岐阜県で羊(ひつじ)を飼っていたころは、羊の肉を使った「ジンギスカン」料理を食べていましたが、羊を飼わなくなると、羊の代わりに「にわとり」を使ったけいちゃんが食べられるようになりました。一口くらいの大きさに切ったとり肉をみそやしょうゆ、塩などで作った「たれ」に漬け込んでおき、下味(したあじ)のついた肉を、キャベツやたまねぎ、にんじんなどの季節の野菜といっしょに焼いて食べます。家庭料理が始まりなので、「たれ」の味は、つくる人や家庭によってちがい、「みそ味」や「しょうゆ味」があります。
今日は、家庭からの応募献立です。とり肉と豆腐、キャベツ、ねぎをいためた、みそ味のけいちゃんでした。