学校日記

4月22日 今日の給食は、『さわにわん』

公開日
2014/04/22
更新日
2014/04/22

学校の窓

 4月22日(火)、今日の給食献立は、「白飯・牛乳・『沢煮わん』・さばのみそ煮・もやしとひじきのあえもの」でした。沢煮わんには、旬の食材のたけのこがたくさん入っていました。
 春になると、竹やぶから竹の子どもが頭を出します。これが「たけのこ」です。たけのこは、地面から出始めたところを掘ってとります。掘ったたけのこには、茶色い皮が何枚も重なっています。この皮をむいていくと、みなさんが見たことのある、白いたけのこがあらわれます。この白いところを料理に使います。
 ここでクイズです。私たちが食べているこの白い部分は、根、茎(くき)、葉のどの部分だと思いますか?正解は、土の中にもぐっていますが地下茎(ちかけい)という茎の部分です。たけのこは、掘りたてはやわらかく、えぐみが少ないのでそのまま食べることができますが、時間がたつにつれて、えぐみが増していきます。このえぐみは、たけのこが動物たちに食べられないように、身を守るためのものです。たけのこには、おなかの調子を整え、べんぴを防いでくれる食物せんいがたくさん含まれています。また、ゆでたたけのこに、よくついている白いものは、チロシンというたんぱく質で、脳や神経の働きを助けてくれます。たけのこは、頭と根元では、かたさが違うので、やわらかい頭の部分は、ごはんやあえもの、かたい根元は薄切りにして、炒(いた)めものやあげ物に使われます。