学校日記

朝会 その2

公開日
2014/03/11
更新日
2014/03/15

校長メッセージ

 3月11日(火)、朝会で次のような話をしました。

 おはようございます。20日の卒業式まで10日となりました。
 さて、先週の6年生を送る会、どの学年も「ありがとう、がんばってくださいの心」が伝わってきて、とてもよかったです。よくがんばりました。6年生のみなさんに、その感謝と励ましの気持ちはしっかり伝わったと思います。
 私たちは、自分の力だけではなく、多くの人たちおかげで、楽しい学校生活が送ることができます。学年が終わる今にしかできないこと、そして今やらないと後ではできないことは、クラスの仲間への感謝の気持ちを伝えていくことです。残りは、10日です。この1年間いくらがんばってきても、最後にちょっといやなことがあっては、すべてが消えてしまいます。みんなで感謝し合い、気持ちよく3学期を終わりましょう。それが次の学年のいいスタートになります。
 最後に、今日3月11日は、東日本大震災が起きてから3年になります。作文を一つ読みます。

  「ママがいてほしいとき」

 ママは、優しくて、おもしろくて、いつもにこにこしていました。
 私とママの顔がにていると友達に言われていました。
 ママがいなくなってから、パパが料理をつくっています。
 「手伝って」といわれたりしてたいへんです。
 ママがいてほしいときは、運動会のときとおふろに入るときと、
 おかしを買いに行くときです。
 ママはチョコレートが好きだったので、いつもママとスーパーに
 お菓子を買いに行ってました。
 ママは3月11日の東日本大震災のつなみでなくなってしまいました。

 これは、小学校4年生の女の子が書いた作文です。
 2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災から、今日でちょうど3年がたちました。東日本大震災では、昨日現在で、15,884人の方が亡くなり、今も2,633人の方たちの行方がわかっていません。そして、地震や津波で自分の家をなくしたり原子力発電所の事故による放射能が多くて家が無事でももどったりできない方たちが26万人みえます。
 わたしたちは、この大震災を決して忘れてはいけません。当たり前の生活が当たり前にでいることに感謝しなければいけません。
 これから、東日本大震災で亡くなられた方々に対して、黙とうをします。みなさん、静かに立ってください。目を閉じて、黙とうをします。
  黙とう。・・・・・・・・・  黙とうを終わります。

 ご家庭でも、東日本大震災について子どもたちといっしょに話していただけると幸いです。よろしくお願いいたします。