「話す」「聞く」という力は、国語に限らずどの教科・領域においてもとても大切な力になりますが、言葉を扱う国語の授業においてはその重要度は高いと言えます。

それゆえ一昔前と比べ、国語の授業の中で「話す」「聞く」ことを中心とした授業時間が多くなっていて、とりわけ年度初めの５月には、どの学年も「話す」「聞く」ことを中心とした単元が組まれています。

　１年生「よくきいて、はなそう」　　

　２年生「だいじなことを　おとさないように　聞こう」

　３年生「知りたいことを考えながら聞き、しつもんしよう」　　

　４年生「大事なことを落とさずに聞こう」

　５年生「話の意図を考えてきき合い「きくこと」について考えよう」

　6年生「インタビューをして、自分の考えと比べながら聞こう」

今回は６年生の授業の様子を紹介します。いろいろなインタビューを視聴しながら「よいインタビューとは何か？」ということを考えます。そのためにはまずは情報を集め、それを分析したり整理したりしていく必要があります。

今回の授業では、自分が集めた情報を分析し、端末のアプリを用いながら広く情報発信していきます。それを友だち同士で見合いながら意見をより深化させていきました。自分のペースで学習を進められる分、情報収集に時間をかけたい子も協働的に意見の分析をしていきたい子も共存していくことができます。

今回の６年生の授業では、分析した「よいインタビュアーとは何か？」という要素を駆使しながら、お互いにインタビューをしていき、自分の考えと友だちの考えを比べながら意見を深めていく…という活動に向かいます。最高学年・６年生らしい深まりのある学習になるといいですね♪