学校日記

ぶんかつアウトリーチ

公開日
2025/05/21
更新日
2025/05/21

学校のできごと

 21日(水)は、東京国立博物館が所蔵する重要文化財「風神雷神図屏風」および「夏秋草図屏風」(いずれも複製)を用いた、出前授業行いました。屏風絵を実物と同じ大きさで再現した複製を床に置き、子どもたちは作品と同じ目線の高さでじっくりと見つめます。そして、「何が描かれているのか」「どのように感じたか」「なぜそう見えるのか」など、一人ひとりの感じ方や気づきを大切にしながら、グループで対話を重ねました。また、屏風の「表」と「裏」のつながりにも注目しながら鑑賞することで、作品に込められた構成や表現の工夫にも自然と目が向いていきました。子どもたちからは、「光のちがいで見え方が変わるのは驚いた」「季節を想像しながら鑑賞できて面白かった」など、たくさんの驚きや発見の声があがりました。休み時間には、1年生や2年生も興味をもって鑑賞に訪れる姿が見られ、学年を超えて文化財への関心が広がるひとときとなりました。