5年1組の国語授業を参観して 「大造じいさんとガン」
- 公開日
- 2017/09/14
- 更新日
- 2017/09/14
5年生
9月14日(木)、5年1組の国語授業を参観しました。
物語文「大造じいさんとガン」の3つの場面にある3つの文章から「情景描写」について考えるという内容です。
はじめに、1場面の「秋の日が、美しくかがやいていました。」という描写について話し合い、情景描写とはどのようなものかということを確認しました。
次に、2場面の「あかつきの光が、小屋の中にすがすがしく流れ込んできました。」という描写から、三択の形で主人公(大造じいさん)の心情を考え話し合いました。
そして最後は、3場面の「東の空が真っ赤に燃えて、朝が来ました。」という描写です。主人公(大造じいさん)の心情を考えるだけでなく、情景描写の効果についても気づくことができました。
授業は、音読やペアトーク、個人思考タイムや相談タイム、全体での意見交換、ノート記述等、多種多様な学習活動で構成されていました。子どもたちは、先生の発問や投げかけがある度に一生懸命考えます。そして、参観している先生方のことが目に入らないかのように先生に注目し、学びの活動を進めていきました。
この授業は、学習内容を「情景描写」に焦点化した大変分かりやすいものでした。担任の先生は、子どもたちにとって「わかる・できる」授業にするために、今日まで一生懸命考え準備をしてきました。そんな先生の気持ちに応えるように、5年1組の子どもたちはしっかり頑張りました。
子どもたちが授業中に見せてくれた真剣な眼差し、一生懸命考える姿は、とても素晴らしいものでした。