ちょっといいはなし(21)
- 公開日
- 2016/11/29
- 更新日
- 2016/11/30
6年生
これは、西山小学校のお友達の「ちょっといいはなし」です。
昨日のそうじ時間のことです。放送室の脇で、扇風機を分解して、掃除機でほこりを吸い取ったり、部品をぞうきんで拭いたりしている6年生の男の子が2人いました。夏の間に活躍した扇風機を分解してきれいにしているのでした。
今日、きれいにしているのは、3年2組の教室の扇風機だということです。何と、今日で全クラスの扇風機そうじが終わるのだそうです。はじめは先生に頼まれたのだけれど、他の教室の扇風機もきれいにしたくて、自分達で『次はどこの扇風機をそうじしたらいいですか?』というように申し出て、学校中の扇風機そうじに取り組んでいるのだそうです。しかも、2人のうちの1人は、去年も、一昨年も、同じように全クラスの扇風機そうじをしたのだそうです。
いつの間にか、そうじ時間が終わり、昼の休み時間になっても、2人は一生懸命作業に取り組んでいました。最後には、ピカピカになった扇風機が、もとの場所に設置され、作業が完了しました。この子どもたちの仕事をやり遂げた後の笑顔も、ピカピカ輝いていました。
こんな子どもたちがいてくれることが、西山小学校の自慢です。