10/11 がげおくり
- 公開日
- 2024/10/11
- 更新日
- 2024/10/11
学校より
3年生の国語で「ちいちゃんのかげおくり」を読みます。主人公のちいちゃんは、お父さんが出征する前の日、お父さん、お母さん、おにいちゃんと「かげおくり」をします。「ひとうつ、ふたあつ、みいっつ・・・とお」白い4つのかげぼうしが、すうっと空に上がりました。夏のはじめ、くうしゅうが激しくなり、お母さんはお兄ちゃんとちいちゃんを連れて逃げますが、ちいちゃんははぐれてしまします。家は焼け落ち、「お母さんとお兄ちゃんはきっと帰ってくるよ」と暗い防空壕の中で眠ります。明るい光が顔に当たって、目が覚めます。ちいちゃんは、ふらふらする足をふみしめて立ち上がると、たったひとつのかげぼうしを見つめながら、数えだしました。「ひとうつ、ふたあつ、みいっつ・・・とお」ちいちゃんが空を見上げると、青い空にくっきりと白いかげが4つ。「お父さん、お母ちゃん、お兄ちゃん」・・・
20分放課に、3年生が「かげおくり」を教えてくれました。物語をイメージし、空に上がっていくかげぼうしを見ています。主人公のちいちゃんの心情はどうだっただろう?どんな情景だろう?考えながら読んでみるといいですね。