算数のお話〜引くことは足すこと?〜
- 公開日
- 2011/12/16
- 更新日
- 2011/12/16
学校より
1年生は2学期に引き算の学習をしました。引き算を使う生活場面といえば、買い物です。これは外国で買い物をしたときのお話です。(通貨単位は分かりやすいように円で示します)
あるお店で680円のランチを食べました。1000円を支払い、おつりをもらいます。
私たちは、頭の中で1000-680=320と計算し、320円のおつりと考えます。ところが、外国のそのお店の店員さんは、780,880,980と数えながら100円を出し、990,1000と数えて10円を出しました。代金におつりを足して1000円にしたのです。そのとき、こんな計算の仕方もあるんだなと感心したことを覚えています。どちらが素早く確実に計算できるのかは別にして、ものの見方や考え方は一通りではないということです。子どもたちならもっと柔軟な発想をするかもしれませんね。