生き物を育てる
- 公開日
- 2013/07/01
- 更新日
- 2013/07/01
校長室より
7月になりました。学校では1学期のまとめの時期に入ります。1学期の間、学校では子どもたちが元気に勉強や運動に励む姿が見られ、とてもうれしく思います。
さて、学校の中をぐるっと歩いてみると、子どもたちが大切に育てている生き物をたくさん見ることができます。アサガオ・ミニトマト・ホウセンカ・ひまわり・へちま・きゅうり・なす・かぼちゃ。めだか・ウサギなどです。つい先日までは、だんごむし・モンシロチョウなども育てていました。アサガオ・ホウセンカ・ひまわりは少しずつ大きくなって花が咲いてきました。ミニトマトは実がついてきました。きゅうりやなすはちょうど食べごろに育っています。メダカが卵を産んで赤ちゃんが生まれました。モンシロチョウの卵がかえり、さなぎからチョウになって飛び立ちました。これも、子どもたちが毎日大切に生き物の世話をしてきたからだと思います。
生き物の変化をよく見ずに、たくさん水をやったり、えさを多く与えすぎたりすると、植物は枯れてしまったり、動物や昆虫は弱ってしまったりします。
無事に育ち、大きな花を咲かせたり実をつけたり、卵からかえったり成虫になったりしたときの喜びは、きっと子どもたちの心にずっと残っていくことでしょう。
子どもたちは、生き物を育てることで、たくさんのことを学びます。少しずつ変化していくその姿にいろいろな発見をします。生き物を育てる活動の中で子どもたちが小さな命を大切にし、それがすべての生き物の命を大切にする気持ちを育てることにつながっていくと思います。